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南の島のフルーツと言えば、バナナ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー、と言ったあたりが定番だが、島の中をよく見ると、日本人にはなじみの薄い様々なフルーツがまだまだ沢山ある。

そんな中で、最近病みつきになっているのが、写真にある小さな木の実・南洋サクランボだ。
現地名を『チー』と言う。
プチッ、と一口噛んだ瞬間、得も言われぬ甘さと食感が口の中に広がる。

このチーの木、成長がやたら早く、2年前に植えた小さな苗が今では3~4mにもなり、長い枝を何本も伸ばし、連日沢山の実を付けている。
我が家の庭で沢山の小さな実を付けているこのチーの木は、1昨年のTV取材で離島を訪れた時、知人からもらってきた苗を植えたものだ。半年ほど前、早くも小さな白い花が咲き始めたかと思うと、今ではかわいい実を枝の隅々までいっぱいに付けている。

現地人にも人気の木の実で、通りすがりにポイポイと摘んでは口の中に放り込んでいる。
木の実を失敬するのは構わないが、最近、このチーの実にご執心なおばちゃんに、枝を1本盗まれてしまった。
おまけに子供たちが、枝を引っ張っては木の実を取ろうとするので、チョイチョイ枝が折れたりもする。
最近はご難続きのチーの木だが、それにも負けずグイグイと成長し、連日私たちの口を楽しませている。

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南の島には、日本人にはあまりなじみの無い果物もある。

今日は、前回に引き続きそんな花と果実をご紹介しよう。

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南の島に普通に見られる果物・・・、椰子の実、マンゴー、バナナ、パパイヤ、等々。。。

これらの南国の果物は、日本の子供達にもおなじみのもので、誰でもが知っているものであろう。

とこらが、みんなに親しまれているこれらの果物がどのようにして実を付けるかは、案外知られていない。

今日は、そんな南国の果物の花と、その花からどのように実を付けているのかを、写真でご紹介してみよう。

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チューク諸島は火山島で、小さいながらも土地は肥えていて雨量や太陽にも恵まれ、変化に富んだ植物相を形成している。

とりわけ、南の島を艶やかに彩る花々は、正に南国の華と言えそうだ。
ハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアや南洋桜、などと言ったメジャーな花々が目立つ中で、特異な形をした花や小さな花など、名前も知らない花々も、道端やジャングルの中でそれぞれに存在感を誇示している。

今日は、そんな、名前も知られていない南国の花々をご紹介しよう。

先月、親友の倉田が30年ぶりにやって来て、花や植物にとても詳しい、山ガール達を連れてきた。
日本では見られない珍しい草花を見れるとあって、早くも第2陣が控えているそうだ。

これまでは、“名前も知らない花達”と云う事で済ませてきたが、
倉田の『末永、花の勉強をしておけよ!!』と云う1言で、
そんなロマンチックな気分に浸っているわけにはいかなくなってきた。

花や植物に詳しい方、是非、ご教授を!!

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チューク地方における今年の天候不順は、単に天候だけにとどまらず、植物の世界にも影響を与えているようだ。

南の島にも春を告げる植物や果物がある。

例年通りならば、、、

3月の声を聞くと、大きな樹木いっぱいに真っ白な綿の花を咲かせる“カポック”
4月になると、枝もたわわに大きな実を付け、それまで単調だった市場の果物に彩りを与えてくれる“アボガド”
やはり、3、4月、南の島の溢れ出るように、一気に山々に里々に出現する“マンゴーとパンの実”

これらの植物や果物が、早くも島を彩り、モエン島のローカル市場にも顔を出し始めている。
例年より、1ヶ月半から2カ月も早く、南の島に春の訪れを告げている。

例年に比べ穏やかな貿易風と海の気候が、植物たちに錯覚を起させたのかもしれない。

お陰で、予期せぬ、アボガドやマンゴーに舌鼓を打つ今日この頃である。

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この名前から植物を連想するのは、ちょっと難しい。

熱帯地方特有の植物で、葉を切り取り、適度な水分を与えておくと、葉から発芽すると言う特性を持つ。
無性生殖性の植物だ。

釣鐘や灯篭状の花を咲かせるところから、別名『トウロウソウ』
あるいは、葉っぱから発芽するところから『ハカラメ』とも呼ばれている。

植物好きの友人から、この事を教えてもらい、ずっと気になっていた。
ところが最近になって、偶然にもホテルのキャンパス内でこれを発見した。
早速、数枚の葉っぱを失敬し、野生蘭の植木鉢に差していたところ、見事な新芽が伸びてきた。

なかなか花が咲かないと言うが、これからが楽しみだ。

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日本の夏の夜、秘めやかに花を咲かせる月見草。

こちら常夏の南の島にも、そんな植物がいくつか見られる。

陽も落ちて、あたりが暗くなリ始める頃、かわいい蕾が柔らかく膨らみ始める。

そして、水平線に落ちる南国の夜は一気にやって来る。
そんな南国の夜に呼応するかのように、膨らんだつぼみが、まるでスローモーション映像を見るかのように、一気に花が開き始める。

いったいどのようなメカニズムで動いているのか・・・・

妖しくも美しいこの花を見ていると、知らず知らずのうちに異次元の世界に引き込まれてゆく感じがする。

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ハイビスカス、プルメリア、ブーゲンビリア。
南の島の代表的な花と言えば、誰もが思い浮かべる花である。

中でもブーゲンビリアは、チューク空港に到着した人達を真っ先に出迎えてくれる花でもある。
空港のエプロンを過ぎ、通関に向かう通路沿いに色とりどりに咲き乱れている。

南米原産のこの花の名前は、ナポレオン時代に活躍したフランスの航海者・ブーゲンヴィルに由来する。
いろんな色合いがあり、ホテルの庭や民家の庭、道路沿いにと、いつも旅行者の目を楽しませてくれる。
“きれいな花にはトゲがある”の例え通り、花が咲いている枝の先端まで鋭いトゲを持つ。

男性の名前からとったにしては、チョト綺麗すぎる感じのする花ではある・・・。

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