チューク環礁の東端にパラダイスアイランドというきれいな無人島がある。
広大な砂地の環礁上に、潮流の作用で出来た砂浜だけの無人島だ。
広大な砂地の環礁上に、潮流の作用で出来た砂浜だけの無人島だ。
私がチュークに住んでからの38年間で、3回の消滅と復活劇を演じてきた。
全く同じ場所に全く同じような砂の島が誕生する。
そうして、5、6年を掛けて緑の島に成長する。
そしてまた1夜の嵐で島が消滅する。
そんな島の誕生と消滅を何度も目にし、今度が3回目のパラダイスアイランドの誕生である。
全く同じ場所に全く同じような砂の島が誕生する。
そうして、5、6年を掛けて緑の島に成長する。
そしてまた1夜の嵐で島が消滅する。
そんな島の誕生と消滅を何度も目にし、今度が3回目のパラダイスアイランドの誕生である。
実は、この台風の直前にパラダイスアイランドを訪ねる機会を得た。
3回目の復活を果たした砂浜の上には、少しずつ緑が濃くなっており、10種類の植物が砂地の上に根を張っていた。
流れ着いた椰子の実からも、20個ほどが芽を出している。
3回目の復活を果たした砂浜の上には、少しずつ緑が濃くなっており、10種類の植物が砂地の上に根を張っていた。
流れ着いた椰子の実からも、20個ほどが芽を出している。
これからどれだけ大きくなるか、、、椰子の木は根付くだろうか、、、
島の半年後、1年後に想いを馳せて、パラダイスアイランドを後にした。
島の半年後、1年後に想いを馳せて、パラダイスアイランドを後にした。
その翌日、パラダイスアイランドの真上を、風速72mの狂風が襲った。
果たして、パラダイスアイランドは今も残っているだろうか・・・。
この2年間で2mほどに成長した3本の木は今も無事だろか・・・。
果たして、パラダイスアイランドは今も残っているだろうか・・・。
この2年間で2mほどに成長した3本の木は今も無事だろか・・・。
1週間前に見たパラダイスアイランドの白い砂浜と小さな木々がまぶたに去来する。