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ずっと以前、島の東端の村を訪ねたとき、とても珍しいブーゲンビリアの木を見つけた事がある。
通常のブーゲンビリアとは違ったとてもきれいな葉と花をつけていた。
ブーゲンビリアにしてはかなりの大木で、だいぶ前からそこにあるらしい。
それからはずっとその木の事が頭に残り、気になっていた。

そして半年ほど前に、用事ができたついでに再びその村を訪れた。
村々の散策もさることながら、例のブーゲンビリアを入手することも1つの目的だった。
あらかじめ用意していたプレゼントを持って、持ち主に話をする。
快く聞き受けてれた。

1本の枝を切ってもらい、肩に担いで、15キロの道のりを歩いて帰った。
途中、現地の友人宅で休憩した時に、少し切って分けてあげる。
お陰で少し持ち運びが楽になった。

早速、その日のうちにカットして5本の差し木を作る。
丹精こめて育てた甲斐があり、最近、とても奇麗な花を咲かせてくれる。

本当の名前も判らず、勝手に、ブーゲンビリア亜種、と呼んで区別している。

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熱帯の花と言えば代表的なのが、このハイビスカス。
今では品種改良が進んで、世界中の花屋さんで簡単に入手できる。

それでもはやはり、南の島での存在感は群を抜く。
島の中、どこを歩いても、必ずいろいろな色のハイビスカスに出会う。

南国の華である。

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しばらく放置していた軒下菜園を久し振りに耕した。
夏場の繁忙期になると手が付けれなくなるのと、たまたま友人から野菜の種を頂いたので、発奮してシャベルと鍬を握った。ついでにこれもまた、以前より考えていた南の島の花を植える事にした。
プルメリアと色合いの違うハイビスカスの苗木を4本。
山から腐葉土の混じった土を取ってきて、これまたそのために購入した鉢に植えたところだ。
家の周りを、南の島の花々で囲ってみたい、といつも思っていた。
これを手始めに少しずつ増やして行きたいと思っている。
今日から毎日植木に水をやる楽しみも増えた。
明日から始まる忙しい日々を、きっとこの花の苗木たちが元気付けてくれることだろう。

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