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GWのツアーもあますところあと3日。
今年は例年になく、海は連日の大荒れで、せっかくいらしたお客様にはとても気の毒なGWとなってしまった。
しかも大荒れは天候だけでなく、わたし達の身の周りにも降りかかってきた。
お陰でこのGWはトラブル、トラブルの連続で、大荒れの状況だ。

ここ2週間、電話が不通になってしまい、電話・ファックスはおろか、インターネットや
メールにも影響が出て、海外とのやり取りもまともにできず、毎日毎日がやきもきの連続である。
この2週間、ほとんど毎日のように電話局にクレームするのだが、全く埒があかない。
行けば『今日はやるよ』『今から行くよ』と云うのだが、来た試しがない。

そして、追い打ちをかけるように、我が家のクレジットカードが不正使用されてしまった。
しかも偶然にもアメリカのカードと日本のカードが同じ日に被害にあってしまった。
この事が発覚したのが、ちょうど電話が不通になった日からで、対応しようにもうまくいかない。毎日、現地の銀行に行くのだが、『マネージャーが居ないから・・・』と全く埒があかない。

そんな消化不良の状態でお客様をご案内する毎日・・・。
昨日、妻のカオルが離島めぐりでお客様をご案内しているときにサンダルの鼻緒が切れてしまい裸足でデコボコ道を歩く羽目になってしまった。
そして今日、またも妻のカオル。
今度は島内観光で車を運転中、超デコボコ道で、車の後ろに付けてあるスペアータイヤの枠が壊れて、タイヤが路上に外れ落ちてしまった。
道はぬかるみのデコボコ道。
泥で汚れた大きなタイヤを女手1人で処理するのは到底無理な話。
いろんな人の手を借りて、やっとの思いでの島内観光。

『あ~~、もう嫌だ!!』
私が海から帰ってきた時の、妻の第一声だ。
顔で笑って心で泣いて・・・、本当にお疲れさまでした。

GWのツアーもあますところあと3日。
今夜はどうかごゆっくりお休みくださいませ!!

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チューク諸島で車が走っているのは、主島のモエン島のみ。
南隣のデュブロン島にもあるにはあるが、極々少数である。
モエン島の島の中を走っている車の9割以上は日本車で、しかもその殆どが中古車である。
毎月、日本からやってくる貨物船の船倉には、日本からの中古車が満載されている。
こちらに送られてくる中古車は、当たりはずれが多くて、ひどい時には、船からから下ろしたとたんにエンジンが掛らなくなる車もある。したがって、故障は日常茶飯事の事で、道路際でボンネットを開けてエンジンを覗き込んでいる光景にしょっちゅう出くわす。
修理工場は大繁盛である。しかし、この修理工場が曲者で、まともに1度で故障が直ったためしが無い。
今、私の車も2台、修理工場に通院中である。1台はライトエースでエアーコンの修理、もう一台はセレナでエンジントラブルだ。イグニッションキーをまわしてもバッテリーはOKなのだがなかなかエンジンが掛らない。もう2ヶ月ほども同じトラブルで修理工場通いをしている。
持って行く度に『スエナガ、OKだ。直ったよ!』と言って渡してくれるのだが、1時間後にはまた同じトラブルで、何度も何度も修理する。修理するのはいいが、その度に多額の修理代も飛んでいく。
ライトエースのエアーコンも同じだ。素人考えでも、単純なトラブルではないかと思えるのだが、それが2ヶ月経っても、何回見ても直らない。その都度に、あそこが悪い、ここが悪い、と言っては、パーツを買っては取り替える。そして、今度は、日本からパーツを取り寄せた。
まずは、エンジントラブルのセレナ。『パーツがあれば1日ですぐ直るよ!』と言っていた御人は、もう1週間近くも音沙汰が無い。
エアーコントラブルのライトエースも明日の朝一番で、日本から届いたパーツを持って行く。
果たして明日直るのだろうか。。。。
南の島では、車に限らず何もかもがこんな調子である。
現地人並に、何も気にしなければなんて事は無いのだが、悲しいかな日本人の性がそれを許さない。
日本人とは厄介な人種である。

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島の中を歩いていると、沢山の子供達を見かける。
食糧の豊富なこのチューク諸島では子供の数がとても多くて、どの家でも10人以上は居る。私の知っているある家族に至っては、子供の数なんと24人というのがある。いとも簡単に養子をやったり取ったりと言う事もあるが、それでもこの夫婦の間に生まれた子供は17人を数えると言う。このモエン島は小さな島だが、人口はとても多くて、人口密度は1000人近くもある。同じ面積の小笠原の父島では、人口密度が120人位なのと比べると、如何に人口が多いかがわかるだろう。

それは洗濯物の数を見ても一目瞭然だ。色とりどり、様々なサイズの服が、この家は洗濯屋さんではないか? と思うほどにずらずらっと干してある。小さな渓流や共同の井戸の周りでは、いつも若い娘達が洗濯をしている姿を見かける。モエン島の一部では、コインランドリーも少しずつ普及し始めてはいるが、彼らの洗濯はまだまだ、昔ながらのタライと洗濯板を使ってのものが圧倒的に多い。
離島の方に行くとその洗濯板もあまりなくて、棒切れや板切れでバンバンと叩きながら服を洗っている光景を良く見かける。女達が水場に集まり、楽しそうに話をしながら洗濯をしている姿は、遠い日本の昔を思い出して懐かしい。

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本日4月1日より、チューク国際空港内での禁煙がスタートした。
トランジットルームはもとより、空港待合室、ターミナル内、を含めた全てのエリアでアルコールとタバコ、ビンロウー樹の実を噛む事、等が禁止となった。唯一タバコのみが、トランジットルームの外にある椰子の葉葺きのローカルハットで喫煙が許される。その他は全面禁止である。タバコやアルコールはともかくとして、ビンロー樹の実を禁止した事はとてもいいことだ。公共の場であろうが、人の車であろうが、所構わず赤い唾をペッ、ペッと吐き散らすあの行動だけはどうしてもイタダケナイ。
5~6年ほど前までは、チューク地方では、ビンローを噛む習慣は殆ど無かった。
これはいい事だ、といつも心の中で思っていたのだが、最近になって途端にビンローが普及し始め、今では高校生から年寄りまで誰もが口をクチャクチャと動かし、そこら中に赤いツバを吐き散らしている。民族の生活習慣とは言え、ちょと見るに耐えないものがある。
観光客や万人の目が集まる島の玄関口でビンローが禁止された事はとても喜ばしい事だ。
これを機会にタバコやアルコールだけでなく、公共の場でのビンローの撃退に期待したい。

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