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今、ミクロネシアは卒業式シーズン真っ盛り。
幼稚園から高校まで、連日どこかの学校でにぎやかに卒業式が催されている。
そしてこの卒業式には必ず両親親族、友人などが出席する。
どんなに重要な仕事があっても、仕事は後回しだ。

つい先日も、日本からのある重要な使節団が訪れたが、ミーティングのスケジュールが子供の卒業式に重なったため、急遽変更になった。またある時、小型機のチャーターをしていたのだが、急遽、飛行機のキャプテンからキャンセル通知が届いた。
よほどの急用と思いきや、なんと「子供の幼稚園の卒業式があるので、飛行機は飛ばせない」とのお達し!


かつて私も、3人の子供が学校に通っていた時代があった。
奇妙なめぐりあわせで、いつも子供の卒業式の折にはツアーの仕事が入っており、ついぞ子供の卒業式に出席することは叶わなかった。そんな折、いつも現地の友人たちに皮肉たっぷりに言われたものだ。
「スエナガ、お前は家族よりも仕事が大事なのか?」
そう言う彼らは、どんなに重要な仕事が入っていようが、子供の卒業式には仕事をほったらかしてでも出席する。

正に彼らの卒業式は彼ら一族にとってとても重要な催事である。
そしてそれはまるでお祭りのごとくに、親戚家族や友人たちを巻き込んでとても賑やかに行われる。
卒業式が終わると、各家庭はもちろん、ホテルやレストランなどでも大規模な卒業式のパーティーが次々と催される。
彼らの卒業式は、単に子供が学校を卒業するという事だけでなく、一族のきずなを強め確かめる意味でもある大きなお祭りなのだ。

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今、チューク諸島は卒業式のシーズンだ。

アメリカ式の教育制度で、5月に卒業を迎える。
先週末くらいからボツボツと卒業式の声が聞こえ始め、今週はそのピークを迎える。

卒業式には、両親や友人からレイが贈られるのが習わしだ。
生花を摘んで作った質素なものから、カラフルなものまで様々である。
最近はその飾りも段々とエスカレートして、随分派手なものが登場してきた。

その最たるものが、紙幣を使った首飾りだろう。
ドルの新札をふんだんに使い、贅沢に仕上げてある。
高いものは100ドル近いものまである。

子供の可愛さプラス親の見栄! ・・・と言うところか!!

レイを作る業者もそのハデハデ振りには嬉しい半面、苦笑い・・・である(^^♪♪~

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5月は卒業式のシーズンだ。日本と違い、ミクロネシアはアメリカの教育制度を採用しており、5月に卒業を迎える。我が家でも、先週の次男・友(ゆう)の高校卒業に引き続き、昨日は、三男・ヒロミの卒業式を迎えた。あいにく私は、どうしても外せない仕事が入っていた為、一生に一度の2人の卒業式に出てあげることが出来なかった。お客様を海に案内し、海の上で2人の卒業式に思いを馳せていたのである。
卒業式に出席した妻・カオルは、会う人毎に『スエナガはどうした?』『スエナガはどうして来ない?』と言われたという。外国の人達は家族の愛・行事をとても大切にする。ここチュークの人達もその点では他の国の人たちに決して引けを取らない。ヒロミのクラスメートの父親の中には、日本人の感覚だと仕事を休めない人達が何人もいるのを、私は知っている。しかし彼らは全員仕事を休んで子供の卒業式に出席していた。彼らの家族愛は筋金入りである。外地での2人のこれまでの苦労と頑張りを思うとちょっとかわいそうな気もするが、致し方ない。いつも考えさせられる事である。
そんな折も折、ザビエル高校から一通の朗報が舞い込んだ。ヒロミの最終合格通知だ。
卒業、そしてザビエル入学おめでとう!!

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