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東京の友人から素敵な手紙を頂いた。
鮮やかなハイビスカスの一輪の写真の下に心のこもった短い文章が添えてあった。

『一昨年の秋に、10cm程のハイビスカスの小枝を入手しました。水に入れたり、挿し木をしたり・・・大事に育てました。そのうち、葉が出て、昨年9月7日に咲き始め、次から次へと花が咲きました。2月19日に最後のツボミが花を開きました。残った木を大事に育てます。もうすぐ春が来ます。それまで、この寒さに耐えてくれれば・・・と思っています。お変わりありませんか。こちらは皆元気です。私ももうひと頑張りします。』

愛情込めて育てた小さな命。その家族の愛情に大輪の花を咲かせて応えてくれた1本のハイビスカス。
心温まる家族の愛情の物語です。

インターネット全盛のデジタル社会で、このようなお手紙を頂くといつも心が洗われます。
しかもその手紙には、懐かしいインクの香が漂います。

返信:いつも心のこもったお手紙ありがとうございます。私達ももうひと踏ん張りです。皆元気です。