イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

去年の台風被害から丁度1年が過ぎた。
自然採取の食物がメーンのチュークの植物に大きな被害がでた。
特にパンの木やマンゴーの木、バナナなどに被害が集中した。

それでも1年が経過し、植物の成長が早い熱帯の島は、さも何も無かったように以前と同じく緑に覆われている。
丁度収穫時期に重なっていたマンゴーやパンの実も、かろうじて生き残った木々に例年通り沢山の花を咲かせ、枝もたわわに実をつけているものもある。
島のローカル市場や空港の売り場に行くと、すでに早成りのマンゴーが所狭しと並べてある。
子供たちは、夜のうちに落ちたマンゴーを拾いに、朝早くから山を駆け回って遊んでいる。

そこで、私達夫婦も運動を兼ねて、マンゴートレッキングとしゃれ込んだ。
朝8時、家を出る。
日曜日の朝は、現地の人たちは誰も山に行ったりはしない。
教会に行くのと、キリスト教安息日の為に、家の廻りでのんびりと過ごすのが彼らの日曜日のスタイルだ。

ジャングルの山道を近くの尾根まで上り、その標高を保ちながら島の南側の山すそを3時間のハイキング。
登山道と呼べるものは無い。
わずかに残るジャングルの踏み分け道を辿って歩く。
至る所に台風の名残の倒木があったり、岩盤があったり、景色のいい草原があったりと、変化に富んだコースだ。
それでも平地に比べて山の中には、至る所にマンゴーの大木がある。
そんな時には、マンゴーの木の下で休憩。
そして、マンゴー探し。

森林浴を楽しみ、景色を楽しみ、そして、今日の最大楽しみであるマンゴーを食べながらの、のんびりトレッキング。

なんとも言えない心地良い疲れが全身を包む。

『また行こう!!』どちらかともなく声が出る。