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海の遊び人を自称している御仁、通称・シャコ!

南の島のシャコガイから取ったその名に偽りは無い。
れっきとしたダイバーだが、いつものありきたりのツアーに物足りなさを感じて、最近は無人島サバイバルキャンプにハマっている。

生き馬の目を抜く東京での仕事から解放されて、思いっきり海の自然を堪能する。
本物の南の島の自然を体験すべく、今年もまた新年早々、友人2人を引き連れてミクロネシア・チューク諸島へ乗り込んで来た。

初日のダイビングもそこそこに、早速、2泊3日の無人島サバイバルキャンプに突入する。
食料は全て海からの御用達。 
オ・テ・ノ・モ・ノ・だ!

早速明るいうちに海に入り、シャコガイや様々な貝をゲット!
大きなタコのおまけまで付いて来た!
新鮮な海の幸で宴も盛り上がる。

無人島の夜は長く、そして楽しい。
呑んでいるだけではもったいない。

宴たけなわの頃、今度は潮の引くのを狙って、真夜中のアウトリーフに繰り出す。
夜の浅瀬に潜む獲物が狙いだ。
ライトの明かりを頼りに真っ暗な環礁の上を歩きながら、魚を次々とゲットする。
なんと手掴みだ。

現世とはあまりにもかけ離れた異次元の3日間・・・。
天国のような無人島で、虚空の時間が流れて行く・・・。

彼らとってここは天国に一番近い島・・・、

と言うより、、、天国そのものだったかもしれない。