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太平洋戦争時、日本海軍の有数の基地だったここトラック島(チューク)には、沢山の日本軍の艦船が沈んでいる。

トラック環礁内だけでもその数40隻に近い。
周辺の外洋を含めると80隻にも及ぶ。
輸送船やオイルタンカーをはじめ、軍艦、潜水艦、あるいは飛行機など、様々だ。

そんな沈船の1つに、戦艦大和、戦艦武蔵の世界に誇る巨大大砲の砲弾を積んだ船がある。
海軍輸送船『山霧丸・やまぎりまる』6439トンだ。
トラック環礁内・水深40mの海底に左舷を下に真横に横たわっている。
魚雷の爆発で空いた大きな穴から船内に入ると、薄暗い船倉に大和・武蔵の巨大な砲弾が水中ライトの光に浮かび上がってくる。

今も浅瀬に残る戦艦武蔵の係留ブイ、武蔵・大和の巨大な砲弾・・・。

70年前、今は亡き両艦の確かな面影をしのぶことが出来る貴重な遺物だ。