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この10年、毎年釣りにやって来る新潟の加藤さん。
最近になって、相棒が入れ替わりここ2年は同業者の渡辺社長とご一緒だ。
加藤さんは自身も釣り船を所有している大の釣り好き青年だ。
チュークでも、毎年大物を釣り上げている剛腕のアングラー。
釣りバカ日誌よろしく、日本でも、ここチュークに来ても、社長の釣り指南役を買って出ている。

今年の日本出発前、その加藤君からメールが届いた。
「社長がキャスティングをやりたがっているので、今回はその鬼指導を頼む!!」と言うもの・・・。
最近大物釣りを始めた社長は、チュークでのここ2年はもっぱらのジギング。
大物釣りにも慣れてきて、今年はキャスティングで大物を、と狙っている。
キャステイングの大物と言えば当然GT(ジャイアントトレバリー)だ。
GTとは、釣り仲間の名称で、ロウニンアジの事。
キャスティングの定番で、誰もが一度は釣ってみたい大物魚だ。

今年の釣行は丸2日と半日。
まずは最初の半日でキャスティングのイロハから始める。
大揺れのボートの中で、しかも大好きなジギングの合間での練習だが、なかなか思うように竿を操れない。
そんな半日が過ぎて、翌・2日目。
何とかルアーも飛ぶようになり、少しずつヒットも出始めたが、まだまだ詰めの甘さも手伝いどうしてもゲットに至らない。
念願のGTも2回ヒットしたが、浅場で走られラインブレーク。
2日目もキャスティングはボーズのままで終わってしまった。

そして、最終日の3日目、社長の依頼もあり、午前中をキャスティングにあてる。
昨日そこそこにヒットして、少しずつだがキャスティングも様になってきた。
そして、朝一のキャスティングで待望の1匹目をゲット!!
しかも釣り上げたのは、釣り人も喜ぶ高級魚のカスミアジ。

1匹釣り上げると、余裕が出てきたのか社長のキャスティングも驚くほどうまくなってきた。
2匹目がすぐにヒット!
これは見るからに大物だ。
引きからしても待望のGT間違いなし!!
周りの応援も賑やかで、社長も大物ヒットにやる気満々だ。
走り回るGTを相手に必死で堪える社長。
なかなか思うようにリールを巻けないながらも少しずつ引き寄せ、透明な海に光るGTの姿を目にとらえた。
すかさずギャフを掛け、遂にGTをケットした!!

引き続き大ぶりのバラフエダイもゲットして、あっという間に3匹の大物を釣り上げた。
大満足の初キャスティング!!
『キャステイング最高!』会心の笑みを浮かべ何度も何度も叫ぶ。

今年最高の滑り出しでチュークのフィッシングを終えた社長。
早くも来年の約束を期してニコニコ顔でタラップを上がって行った。

加藤師匠、社長、お疲れ様でした!!