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土地問題で不便な場所に移転を余儀なくされていたポストオフィスの新屋がやっと完成し、このほど移転した。
チュークの土地は全てが民間の所有で、公共の土地は皆無だ。
地主が気に入らなければ、学校だろうが、お役所だろうが、果ては港でも空港でもたちまち閉鎖されたり、移転を余儀なくされたりする。
今回のポストオフィスもその例に漏れず、立ち退きを強制され、局員も住民もとても不便な思いをしてきた。

先週受け取った私の日本からの郵便も、1か月間も郵便局の中で遊んでいたようだ(@^^)/~~~
狭い建物の中で、私書箱も使えず、郵便物や小包がごった返していた為だ。

今日からは自分の私書箱を開けるだけで郵便物の有無を確認できる。
ごく当たり前の事ではあるが、このような文明社会の到来までには、まだまだたくさんのハードルを抱えている。
自給自足的な生活が殆どのチュークでは、他の地域に比べて基本的な生活インフラがとても遅れているからだ。

でもそんな非文明的な社会だからこそ、自然や人間味溢れるまた一味違った豊かな社会が存在するとも言える。

地球的な視野で見た場合、果たしてどちらがいいのか、、、考えさせられることである。