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この度「ミクロネシア連邦友好記念直行便」が就航した。
ミクロネシア連邦独立25周年を記念して実施されたこの歴史上初めての直行便では、ミクロネシア連邦に縁の深い方々120名が南の島を訪れた。

中でも最高のVIPゲストは、森喜朗・元首相である。
殆どの方達が首都ポンペイに滞在する中で、森氏はお付の方々を従えて、2日目真夜中、チュークをご訪問なさったのである。森氏のチューク訪問は、何とこれで3度目のあたる。

森氏のお父上は、先の太平洋戦争でトラック諸島・水曜島で陸軍隊長として赴任していた。
信望の厚かった森隊長は、現地人と協力して大空襲後のトラックの危機を乗り越え、無事帰国した。
父の赴任していた激戦地・トラック島を是非訪ねてみたい。
そんなミクロネシアへの強い思いが、太平洋地域への交流の大きな力となり、現在でも広く交流活動をなさっていらっしゃる。

3度目のご訪問となった今回は、ポンペイでの様々な行事の後、真夜中の移動でチュークを訪問され、とてもタイトなスケジュールの中、ボートでお父上が生死をかけた場所・水曜島をご訪問なさった。
最後の夜のレセプションにはチュークの政済界の面々や森氏を慕う人々が数多く集合し、和気あいあいとした楽しい時間が流れて行った。

今やMR.MORIの名前は、日本の代名詞として、ミクロネシアの人達の心に強く深く根ざしている。