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真冬の日本へ赤道直下の島から現地人がやってくるとどうなるか・・・。

極寒の1月中旬、チュークから現地の親子4人が日本にやってくる。
現在進行中のTV番組のプロジェクトで、今彼らは、日本行の夢を胸にパスポートの取得中だ。

彼らが住む島はチューク環礁の最北端、電気も水道もストアーも無い伝統的な生活を営む小さな島の住人たちだ。
チュークには日本のような戸籍制度は無い。
初めて取得するパスポートも、まずは、その書類つくりの為の調査と準備から始まる。  

自分の年齢がわからない。
自分の正確な(公式な)名前が確定できない。

今まで生活する上でそのような必要が無かったからだ!

・・・・・・(^_^メ)

役所の許可をもらい、自分の島に帰って村長の立会いの下に、適度に生年月日を設定する。
パスポート用の名前を確定する。
このような覚書に村長のサインを添える。
この書類を持って、本島の裁判所で公文書にする。

この書類を元にしてパスポートの申請を行う。
申請先は、700キロ離れた大洋の彼方、、、ポナペ島。

TV局のスタッフは、親子4人の体のサイズを頭から足の先まで隈なくチェック。
成田に着いた時に与える防寒着だ。

日本での放映は2月に予定されている。

どんな珍道中が繰り広げられるか、、、、

1月中旬の本番ロケを前に、4人の親子は今、真冬の寒さも実感できないまま、日本に夢を馳せる。