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今にときめく山ガールの面々が、南の島に繰り出した。

添乗員は、毎日新聞旅行の山歩きのエキスパート・倉田俊夫。
今から37年前、私と一緒にここトラック島にやって来た男だ。

野生の草花を求めて日本国内の山々を征服してきた女達を引き連れ、37年ぶりの凱旋だ。

ド派手な熱帯の花々、道端に咲く名も無い可憐な草花、日本では見る事の出来ない珍花珍草に、歓声を上げたり、時を忘れて見入ったり・・・、あっという間に初日が過ぎて行く。

そして山ガール達が次に選んだのは、無人島遊び!

咲き誇るサンゴとカラフルな熱帯魚、岸辺に打ち寄せる波の音、椰子の葉のそよぐ安らぎの島

ピンクに輝く砂浜と無限に広がる環礁の島

椰子の木3本だけの小さな小さな無人島

キャラバンシューズをビーチサンダルに履き替え、山ファッションを水着に着替えて、思いっきり無人島を楽しんだ。

そして最後は、島人達との楽しい交流を目指しての離島めぐり。

男達の逞しいパンモチ搗きや女達の賑やかな食糧作り、無邪気な子供達、ノドを潤す新鮮な椰子、、、

島人達の生活ぶりを覗き体験しながらの村々の散策は、現代社会では味わえない貴重な体験だ。


・・・熱帯の草花に加え、海に咲き乱れるサンゴと魚を愛でながらの一週間の南の島の旅は、
   日本で過ごす何倍もの時間と体験と喜びを、彼女達に与えてくれたに違いない・・・