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ミクロネシアの中心地・グアムから南南東に1000キロ、そして日本からはほぼ南に約4000キロ。
この1月20日、世界の辺境地の1つとして、チュークも放映される。

距離的には、決して世界の辺境地とは言い難いが、そこに住む者からすれば、ここは正に世界の辺境地と言えそうだ。

去年の夏、インターネットのADSLシステムが導入された。
街中ではいち早くセティングして、その恩恵に預かった。

そして、今年からやっとケーブルTVの放送が始まった。
やはり、街中では、アンテナを立て、世界の情報を真の当たりに見る事になった。

ところが、ところがである、我々が住むモエン島南部と殆どの島々は、これら文明の利器からも全く見放されている。

ADSLの電波も、ケーブルTVの電波も、携帯電話の電波も、我々の住む村には届いてくれない。

1カ月に1度のコンテナ船で入る予定の生鮮食料品も、1度入荷遅れれば、何カ月も先になる。

しかも新聞やラジオと来た日には、現地情報のみの極ローカルものときている。

インターネットの買い物も、なかなか直には送ってもらえない。

今日のお客様をダウンタウンのホテルにご案内した。
その部屋にはTVが置いてあり、CNNニュースを流していた。
チャンネルを廻すと、なんと、NHKが流れていた!!

チョットだけ、文明社会を覗いた気分だった。

すぐそこまで来ているTV放送を思うといかにも悔しい。

幸い今は、友人から送ってもらっているDVDで日本のTV番組を楽しんでいるが、、

いつになったら我が家でもTVが見れるのか。。。

奥様はため息ばかりついている。