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10月最後の金曜日がチューク州のフルーツデイに設定された。

今日はその記念すべき最初の日。

第一回のフルーツデイにちなみ、懐かしの農作物の『品評会』が催された。

かつての日本時代から引き継がれた品評会が盛大に行われていたのも、20年ほど前までで、最近は殆ど見なくなっていた。
その品評会が、フルーツデイの設定に伴い復活したと言うわけだ。
その名も、現地語で『ヒンピョウカイ』
チューク諸島内の各地から、自慢の農作物が集まった。

お祭り好きの私にとっては見逃すことはできない一大イベントだ!
早速、妻や観光局の友人を伴い、見学に行った。

会場はすでに沢山の見物人やお客でにぎわっている。
珍しい作物に触れながら、現地人との楽しいやり取りの中、めぼしい農作物を入手する。
ちょっと遅れて行ったため展示物の数は減ってはいたが、それでも久しぶりの品評会に心が弾む。

今回は復活第一回目とあって、展示物もイマイチだったが、来年からは盛大に行う、と、関係者の鼻息も荒い。

『品評会』の景品で手にした農耕機具を掲げて喜ぶ現地人達。。。
今日からより一層の農耕に励もう、と、一致団結した。

来年の品評会が今から楽しみである。