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サタワン島に渡るとき、まず目についたのがカヌーであった。
島の周りを幾つものカヌーが、行き来しており、島影と海に溶け込むその姿は周りの景色にとてもよくマッチしていた。

島に上陸し、村の中を歩いていても至るところにカヌーがあった。
カヌーはパンの木で造られる。
一般にみられる通常の小型カヌーは、大きなパンの木をそのまま刳り貫いたものだ。
ジャングルを歩くと、そんな建造途中のカヌーが幾つも見受けられた。

最近では、こんな南の島にもエンジン付きのボートがどんどんが普及している。
そんな状況下であっても、この刳り貫きカヌーは、彼らの伝統的な社会に密着した、彼らの生活を支えるとても重要な物である。

お金も使わず、ガソリンも使用せず、いつでも誰でもが利用できる自然に優しい乗り物だ。