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とにかく、サタワン島の人々は物をとても大事にする。

限られた小さな島と資源と言う空間で大勢の人達が生きていくためには、何が必要か、どうすればいいか、と言う事を1つ1つの家族が、そして一人一人がよく理解しているのではないかと思われる。
食べ物にも、作物にも、植物にも、動物にも、そして人々の間にも心を込めて、愛情を込めて接しているのを強く感じる。

たった数時間の村の散策ではあったが、その思いはゆるぎないものに変わって行った。
簡素な生活であっても清潔さがにじみ出ているし、作物に至っては1つ1つ、とても大事に丹精込めて育てている。
まるで島そのものが1つの魅力的な生き物で、島人達は1つ1つの細胞として静かに呼吸をしているかのような思いに駆られた。
彼ら1人1人の気持ちがサタワンと言う理想の島を造っているのだ。

そして、さりげないこんな光景にも出合った。

ガイドにはいつも、タバコを切らさないように与えていた。
ところが現地人の常で、会う人毎に、1本、また1本と無くなっていく。
そんな折、とある家の中から『おーい、タバコを1本くれないか・・・』と声をかけられた。
ここで、チュークの男たちだったら、黙ってその辺りにポーンと放り投げて立ち去って行く。
ところがこのガイド氏は、わざわざ彼の近くまで行き声を掛けて、しかもわかりやすいところにとても丁寧に置いて行った。
たった1本のタバコを渡すのに、である。

思わず私は唸ってしまった!!

その後、注意してみていると、やはりタバコを所望されるたびに彼はとても丁寧に対応していた。

サタワンはいい所だ(@^^)/~~~