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チュークの病院に新しい焼却炉が設置された。
東京のロータリークラブから寄贈されたもので、多くの人達の協力のもと、やっと本格的な焼却炉が完成した。
従来の焼却炉は、自燃式の釜タイプの物で、病院から出る医療ごみには対応できなかったが、これで、臓器なども含め危険な医療ごみなども清潔に処分することができるようになった。

病院に限らず、基本的なインフラ整備が思うに任せない南の島では、ゴミ処理に関することはとても大きな問題である。

自給自足を基本とする島人達にとっては、元来生活ごみは土にかえるものばかりで、きちんと処理すると言う意識がなく、ほとんどが生活空間に捨て去っていたのである。
そんな自然ゴミが現在では、プラスティックやビン、缶などに変わり、島の中に溢れている。

住民一人一人が環境やごみについて意識を高めていくことが一番いい事ではあるが、現代的な教育や躾が遅れている島の現状を考えるととても難しい問題でもある。