イメージ 1

イメージ 2

チュークのローカル市場に行くと、現地食に交じって、マングロープ蟹やイセエビをよく見かける。
マングロープ蟹は島の周りで簡単に獲れるが、イセエビはそう簡単にはいかない。
ところが、貿易風もだんだん弱まって、海が静かになるこれからの半年間は、
市場にもイセエビが頻繁に出回るようになってくる。
GWの真っただ中、日本からのお客様を待ってたかのように、ホテルにもイセエビが大量に入荷した。

丁度この時期、日本からいらしたご夫婦のお誘いで、夕食をご一緒した。
この日はマングロープ蟹が無く、全員でイセエビを注文する。
そして出てきたイセエビは、大皿からはみ出す大きさで、しかも身がいっぱいに詰まっていてぷりぷりしている。瞬く間に、ワインを3本も空け、南の島の新鮮なイセエビを堪能した。
そして翌日、翌々日と、エビ・蟹の大好きなこのご夫婦は、この機を逃してはと、4日連続でイセエビを召し上がったものである。
もちろんそのテーブルでは、私たち夫婦も連日グラスを傾けた。

海の香りに包まれた素敵なレストラン、美味しいイセエビとワイングラス。
楽しい食事に自然と会話が弾む。
ほろ酔い加減で眺める空は満点の星、サザンクロスが南の空に輝いている。

南の島の夕食には、イセエビとワインがよく似合う。