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高齢者のみを乗せて太平洋域をクルーズするアメリカの客船が入港した。
1月12日の入港に続き早くも今年2回目のトラック入港である。
この客船がトラックによく来るのには訳がある。
日本時代の遺構や沈船などが目的で、沈船ダイビング、沈船シュノーケルをはじめ、日本時代の街の跡や戦跡を訪ねて、かつての日本時代の中心であった夏島や竹島島内の散策を行なう。
お客さんの殆どが高齢者で、中には歩く事もままならない人たちもかなり居る。
通常、客船が入港すると、モエン島(春島)の港に接岸するか、もしくはブルーラグンリゾートホテルの沖合いに停泊して、モエン島をメーンに観光する。
しかし、このクルーズ船は、かつての日本時代の中心だったトラック軍港に停泊し、夏島や竹島、沈船などを観光する。外国人にしてはちょっと変ったツアーである。
今日も何人かがボートで本船に運び込まれるアクシデントがあったが、これはいつもの事、足はよろよろでも口だけは達者で、元気なものである。
こうして、早朝から始まった日本時代の旅は今回も盛況のうちに無事終了した。