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最近は、各地で高潮被害が報告されている。長い地球の自然のサイクルと考えれば致し方のない事かも知れない。ところで、悪者扱いされるこの高潮君だが、たまにはいい事もある。
南の島の無人島は大概が周りを遠浅のさんご礁で囲まれていて、通常はなかなかボートが入る事が出来ない。しかもいつも大きな磯波が打ち寄せていて泳いで上がる事も難しい。そんな時、高潮や満潮ともなれば一気に水位が上昇し、ボートも難なく無人島の浜辺にあがる事が出来るようになる。そんな無人島が幾つかある。そして、そのような無人島の周りを泳いで見るととても良くサンゴが発達していて驚く事がある。もう一つ、高潮や満潮で私が嬉しいのは、サザエが獲り易くなることである。チュークのサザエは、波の荒い浅いサンゴ礁の岩ノ下に棲んでいる。このようなところを泳ごうものなら、ズボンに長袖でも体はサンゴでズタズタにされてしまう。そこで、高潮君の出番だ。1m近くも水位が上がり、浅いサンゴ礁でも楽々泳ぐ事ができる。私がポケットいっぱいにサザエを入れて泳いでいるのはいつもこんな時だ。
次の大潮にうまくスノーケルのお客様が来ることを願っている。。。