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丁度一年前の夏、両親に連れられてトラック島を訪れた1人の少年がいた。
クラスの先生の『雲に乗ってどこに行きたいか・・・・・!』と言う問いかけに
『ボクは雲に乗って、戦艦大和の浮かんでいたトラック島に行きたい!』
山本五十六のいたトラック島を訪ね、戦艦大和が浮かんでいた美しい海で泳いだ。

そして今年、トラック島の美しい自然の中で思いっきり遊びたい、と言う気持ちを胸に
少年は再びトラック島を訪れた。

少年の名はユウキ。
ホテルに着くや否や何人もの現地人に笑顔で迎えらる。
初めて訪れた去年、ユウキはたくさんの友達に恵まれた。
幼い中にも、少年の明るくて元気な姿が現地人たちへの共感を呼んだにちがいない。
そして少年はこっそりと、そんなトラックの友人達に素敵なプレゼントを用意していたのである。

さっそく、広大なトラックの環礁をボートで巡る。
大好きな戦跡や島の人達の伝統的な生活振りが伺える離島巡り。
小さな小さな無人島でのピクニックとスノーケル。
白い砂浜がどこまでも続く天国のようなかわいい無人島。
きれいなサンゴやかわいい熱帯魚が群れる海で、魚になった気分でいつまでも泳ぎまわる。
そして見渡す限りの遠浅のサンゴの海を歩いてまわる。
十字手裏剣のような青いヒトデ、お尻からおしっこのように海水を飛ばす黒ナマコ、
ロボットのようなパイプウニ、ニョロニョロと足元を逃げ回るヘビのような白いウツボ、
そして浅瀬に背びれを立てて泳ぎ回る大きなサメ、などなど。。。
初めて見る南の島の生き物達に驚きと好奇の表情を見せる。

南の島は少年・ユウキにとっては夢の世界であり、まさに天国そのもだ。
天国に遊ぶユウキを見つめる両親の顔にも、自然と笑顔がこぼれてくる。