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チューク環礁の北端に、日本名で北島と呼ばれる島がある。
周囲2キロ弱の小さな島だ。
チューク環礁の北のパスにあり、日本時代は重要な防衛拠点として守備隊もおかれていた。
先日、日本からの慰霊のお客様をご案内して、久し振りにこの島を訪れた。
島内は鬱蒼としたジャングルで、そのなかに所々に民家が見え隠れする。
島には電気も水道も無く、そこに住む島人達は全くの自給自足の生活をしている。
こんな小さな島で、前日から2人も死者が出たらしく、この日はあちこちで葬式の準備に追われていた。
それでも子供達は無邪気なもので、お弁当を食べている私達のボートを覗き込んでははしゃぎまわっている。島を離れるボートにいつまでも手を振っていた。