イメージ 1

イメージ 2

たくさんの人達が徹夜して作ったご馳走が会場の大きなテーブルに所狭しと並んでいる。
さらにまた別の大きなテーブルには、食べた後のお持ち帰り用にと、ご馳走をギッシリと詰めた大きな容器が山と積んである。これが、南の島の赤ちゃんの誕生パーティーの様子だ。
1時間きっかり遅れて始まったパーティー会場には、主人公を反映して、女や子供がたくさん集まっている。私達家族3人もお呼ばれして、優に10人分はあろうかというお持ち帰りの食べ物を頂いた。
チュークのパーティーはどこでも、誰でも、参加者の倍以上のご馳走を用意する。
そしてお帰りには、その全ての食べ物を来客たちに差し上げる。
充分な持ち帰りの食べ物が無いパーティーはとても貧相なものになる。
家に帰れば、たくさんの子供達や家族が楽しみにパーティーのご馳走を待っている。
いくら多くても多すぎる事は無い。お持ち帰りの文化である。