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チューク地方の大多数の家庭では、炊事は未だ屋外で焚き木に頼っている。
パンの実やタロイモなど、一度に大量の食糧を作ると言う事にもよるが、簡単にお湯を沸かしたり、チョットした簡単な食べ物を作る場合でも、やはり焚き木を利用する。
トタン数枚をかぶせただけの簡素な炊事場には、燃料に使う椰子殻や椰子の枯れ葉、枯れ枝などがいつも無造作に置いてある。朝起きてから夜まで、毎日、焚き火の絶える事はない。まるで毎日がキャンプ、と言ったところだ。その為に、山から薪をせっせと運んでいる子供達や、大きな木を割って作った薪を家の周りに山と積んでいる光景などを良く見かける。
彼らの毎日の生活の中で、薪を確保すると言う事は、とても大事な日常の仕事なのである。