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チューク地方の食生活は、今も伝統的な食べ物、食べ方、料理方法が主流である。
様々な料理方法がある中で、とても簡単でユニークな料理方がある。
木の葉っぱに食材となるものを包んで、そのまま焚き火の上に置き蒸し焼きにする方法だ。
日本のほう葉焼を連想していただくと良い。ここチュークではパンの木の枯れ葉が使われる。
魚や貝の剥き身、肉、など、好みの食材をパンの木の枯れ葉にうまく包み込み火の中で蒸し焼きにする。
焼きあがった物は、その場で葉っぱを広げて食べる。箸も食器も鍋も水も、何にも要らない究極の野外料理である。パンの木の葉っぱは食べ物を包むのにとても適しており、しかもその辺いたる所に落ちていて、捜す手間もかからない。彼らはいつも普通にパンの木の葉っぱを食べ物の容器として利用している。