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無人島の砂浜を歩いていると小さな砂の山を沢山見かける。
見事に同じ形をした富士山型の砂の山だ。
いったい誰が作ったのかと、不思議に思われる。
蟹(カニ)だ。
砂浜を棲み家とするカニが、せっせと穴を掘り砂を後ろの方に跳ね飛ばしている。
それがほとんど同じ場所に積もり、かわいい小山を形作っていくのである。
その穴をすばやく掘っていくと、白っぽいカニが現れる。
とってもすばしっこくて、なかなか捉まえるのは難しい。
何人かのグループで無人島に上陸すると、この砂カニの穴に目を付けてカニ堀に興じる人が必ずいる。
きっと子供の時に海岸で遊んだ頃の思い出に浸りながら、カニを追っかけているに違いない。