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青い空と青い海、そこに浮かぶ緑の島々。。。。
南の島の絵に描いたような景色が目に浮かぶ。
ところがここ数日は、こんな鮮やかな海の景色にお目にかかることが出来ない。
霞みのせいだ。
南の島でも霞が立つことがよくある。
現地の人が『トプトプ』と呼んでいる現象で、まさしく目がかすんだように、遠くの景色がぼんやりと見える。海の青も無く、空の青も無く、ましてや緑の島も色を失くして、ぼんやりと灰色の世界に浮かんでいる。
空気が水蒸気で飽和状態になり、視界をさえぎる大気の自然現象である。
今日もフィッシングで海に出かけたが、まるで色素欠乏症にかかったような冴えない海であった。こんな日はどうしても気分も滅入ってしまうが、いい面もある。
太陽の熱をシャットアウトして、適当に風もあり、とても涼しい。
でもやはり、チュークに来て涼しい海は似合わない。
サンサンと降り注ぐ太陽の下、思いっきり竿を振り、汗びっしょりになって大物と挌闘する。
そんな釣がはやり良く似合う。
明日は、南の島独特の原色の海であって欲しいものだ。