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ミクロネシア連邦は4つの州で構成されている。
首都のあるポナペ(ポーンペイ)州、ヤップ州、コスラエ州、ヤップ州と、チューク州である。
トラック諸島(チューク諸島)は、このチューク州を構成する地域の総称である。
赤道から北・北緯10度位までの海域に、沢山の環礁と200に近い島々が点在する。
そこには、人が住んでいる島が約50島、あとは全て無人島である。
これらの島々は38の区域に分かれ、それぞれが独自の自治体を構成している。
アメリカ合衆国の国旗は、その星の数で州の数を表現しているが、チューク州の旗もまた、州の自治体の数を星の数で表している。大洋と空を意味する青地の旗に、太陽と民族の調和を意味する星の輪は38個の星で表され、その中心には南の島の象徴である椰子の木が描かれている。
それぞれの自治体には、選挙で選ばれる議員とメイヤー(市・町・村長)の他に、伝統的な島の長であるチーフと呼ばれる村長が存在する。この新・旧2つの治世によって、チューク諸島の社会と伝統は守られ、彼らの頭上にはその象徴である青い旗がひらめいている。