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先週一週間、1人の日本人女性が現地人の家にホームステイをした。
ヒサコさん、23歳。とても元気で明るい女性だ。
ホームステイが終わって、空港に送りに行ったときに見た彼女の笑顔は、一週間前に空港にお迎えに行った時に見た、ちょっと緊張した顔とは別人のように、生き生きと、そして晴れ晴れとしていた。
『とても楽しかった!』と私達夫婦に笑顔で語ってくれた。
ヒサコさんが、チュークにホームステイをする、と決ってから、沢山の問い合わせを頂いた。
家の事、家族の事、電気の事、ストアーの事、水の事、食事の事、そして、虫の事、などなど。。。
しかし、心配は杞憂に終わった。
テレビもラジオも、新聞も無い。いつ点くとも知れない電気。食べなれない現地食。
始めて体験する夜の水浴び。冷たい水を頭からかぶるにはとても勇気がいる。
現地の生活に戸惑うヒサコさんを家族全員で励まし、手を差し伸べてくれる。
そこにはいつも楽しい笑顔があった。貧しいながらも、日本では体験できない心のこもったもてなしと現地での生活ぶりに心から感動を覚えた。
『きっとまた、必ずチュークに帰ってくる!』
お世話になった家族の一人一人に、約束するヒサコさん。
自分の心にそう誓って、笑顔でチュークをあとにした。