『みんなは、雲に乗ってどこに行きたいか~!』
そんな先生の楽しい質問に、『ボクは雲に乗ってトラック島にいきた~~~い!』と答えた7歳の少年がいる。映画・『男達の大和』を見て、その内容とスケールにド肝を抜かれ、一気に『戦艦大和』のファンになった。広島にも足を延し、日増しにヤマトへの思いは大きなものになってゆく。
日本で出会えるヤマトには限りがある。そう思う少年の心の中には、いつしかトラック島への夢が広がっていった。『戦艦大和が浮かんでいたトラック島に行ってみたい!』
お父さんを説き伏せ、少年の『ヤマト』への旅が始まった。
そんな先生の楽しい質問に、『ボクは雲に乗ってトラック島にいきた~~~い!』と答えた7歳の少年がいる。映画・『男達の大和』を見て、その内容とスケールにド肝を抜かれ、一気に『戦艦大和』のファンになった。広島にも足を延し、日増しにヤマトへの思いは大きなものになってゆく。
日本で出会えるヤマトには限りがある。そう思う少年の心の中には、いつしかトラック島への夢が広がっていった。『戦艦大和が浮かんでいたトラック島に行ってみたい!』
お父さんを説き伏せ、少年の『ヤマト』への旅が始まった。
かつて連合艦隊の基地であったトラック島(チューク)には、世界一の威容を誇る戦艦大和・戦艦武蔵を始め、航空母艦、重巡洋艦、駆逐艦、潜水艦などの重要艦船が一同に会していた。
艦隊錨地に向かい、『戦艦大和』の停泊地にボートを停める。春島の島影が、当時の大和の写真そのままに目の前に広がっている。かつて、ヤマトのもやいのロープをブイに繋ぎ、艦の周りに防護網を張り巡らした作業船に、ヤマトへの想いを馳せる。
『連合艦隊司令長官・山本五十六』の足跡を訪ねるにつけ、その思いはいやが上にも高まってゆく。
今、自分は、あの『戦艦大和』が浮かんでいたトラック島にいる・・・・。
『山本五十六』のいた司令部にいる・・・・。
五十六の歩いた夏島を歩いている・・・・。
『連合艦隊司令長官・山本五十六』の足跡を訪ねるにつけ、その思いはいやが上にも高まってゆく。
今、自分は、あの『戦艦大和』が浮かんでいたトラック島にいる・・・・。
『山本五十六』のいた司令部にいる・・・・。
五十六の歩いた夏島を歩いている・・・・。
最終日、七曜諸島を巡る旅に出た。『人間魚雷・回天の発射基地』を見学し、日本時代に掘削したマングロープの運河を巡る。神秘的なマングロープの迷路に子供らしい笑顔と歓声がこだまする。
最後には、木曜島の集落を訪ね、岩山に大きくあいた天然のトンネルを見学する。ここもまた、旧日本軍の守備隊に利用された所である。
村の子供達や女達が少年と友達になりたくて、彼の動きにあわせゾロゾロとついてくる。
ボートが桟橋を離れる。少年とのお別れを惜しむ子供達が大きな声で少年の名前を呼び、手を振り続ける。中には桟橋から飛び込んで別れを惜しむものもいる。
最後には、木曜島の集落を訪ね、岩山に大きくあいた天然のトンネルを見学する。ここもまた、旧日本軍の守備隊に利用された所である。
村の子供達や女達が少年と友達になりたくて、彼の動きにあわせゾロゾロとついてくる。
ボートが桟橋を離れる。少年とのお別れを惜しむ子供達が大きな声で少年の名前を呼び、手を振り続ける。中には桟橋から飛び込んで別れを惜しむものもいる。
ヤマトがいた南の島に住む同じ世代の少年少女。
少年は、何度も何度も振り返り、桟橋の子供達に手を振り続けていた。
少年は、何度も何度も振り返り、桟橋の子供達に手を振り続けていた。
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