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ゴールデンウィー苦が終わったのもつかの間、またもや大忙しの週末であった。
先週の木曜日以来、今この時まで、自分のブログさえも開けることなく過ぎてしまったのである。
真夜中に仕事を終え、急ぎのメールに目を通す。柱時計とにらめっこをしながらギリギリまでパソコンに向う。毎日が数時間の睡眠で頭も体もフラフラの状態である。

一昨日のフルムーンは、そんな私の慌しさを象徴するかのような満月であった。
午後7時、フィッシングから帰ってきて大急ぎで車を飛ばす。行く先は島の東端にあるザビエル高校だ。
その夜、卒業式のパーティーがあると言うので、そのパーティーに出席するためである。この日は次男坊の高校の卒業式であったが、朝5時から飛び回るあいにくの仕事で、一生に一度の息子の卒業式に出てあげる事が出来なかった。
フロントグラスの向こうには、今上がったばかりの大きな満月が東の水平線を赤く照らしている。
今しがた西の水平線に沈んだ太陽の輝きを彷彿させるかのような明るさである。
満月のドライブを終え、高校に着くと会場のグランドは上がってきたばかりの満月に煌々と照らし出されている。パーティーは高校のテニスコートを会場に行なわれていた。
会場では、この日の為に各島々から集まってきた父兄や、卒業生達の賑やかな歌やダンスが行なわれている。それにあわせこの夜の満月は、雲間に顔を出したり隠れたりと、大忙しの満月である。
息子の学んだ4年間を想い、その間に幾度巡って来たであろう満月をながめては会場の饗宴に時間を忘れた。