イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

今年は終戦から70年の記念すべき年。
そして、日本統治時代になって丁度100年を数える。

トラック諸島にはいち早く海軍の南洋防備隊本部が設けられ、太平洋戦争時代には、連合艦隊司令部の前線基地が置かれた。
連合艦隊旗艦・戦艦武蔵、戦艦大和をはじめ、日本海軍の艦船群がトラック礁湖に結集した。
戦艦や巡洋艦、駆逐艦、航空母艦、潜水艦、駆潜艇等、数多くの軍艦や各種母船群、タンカー、無数の輸送船などなど、、、その数100隻に及ばんとした身震いのするような壮観な眺めを、現地老人達が述懐する。

今年になってフィリピン・レイテ沖に沈む戦艦武蔵が発見され、世界に誇る大和・武蔵の巨艦が一躍脚光を浴びる事になった。
その僚艦が並んで写っている唯一の写真が、このトラック環礁(艦隊錨地)で撮影されたものである。マニアの方達にとってこの海域は一度は訪れたい聖域でもある。

今月、そんなマニアの方2人がトラック島を訪れた。
太平洋戦争や戦跡に造詣が深く、しかも大の戦艦マニアで、今回、500分の一の戦艦武蔵・戦艦大和の精巧なモデルを大事に抱えてきた。
むろん、あの錨地に浮かべるためである。

ところが現地は、おりしも台風の真っ只中。
荒れ狂う艦隊錨地で、さしもの大和・武蔵も操船むなしく大嵐の中に轟沈してしまった。
果たして、意気消沈と思いきやさにあらず、益々意気盛んで、見残した戦跡と共に、
再度、両艦を浮かべるべく挑戦すると言う。
今回は私も忙しくお手伝い出来なかったので、次回のご訪問は私にとってもリベンジである。