2013年06月

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チュークの有識者たちの中から原点回帰の運動が始まった。

現在、チュークからは多くの出稼ぎ者が海外(グアム、ハワイ、アメリカ本土)に移住し、色んな側面から島の経済を支えている。
そして、伝統的な島社会の中にあって、若者たちを中心に現代社会の大きなうねりが押し寄せている。
そんな社会の変貌ぶりに危惧を唱える有識者達の中から、『自然に帰ろう』という呼びかけが始まった。

チュークは他のミクロネシアの島々に比べてより豊富な自然・食料に恵まれている。
多くの人達が伝統的な食生活を中心に、今も自給自足の生活を謳歌している。

神が与えてくれたそんな自然に感謝して生きて行こう。
文明社会から侵入してくるお酒や暴力を無くし、自然に満ちた生活を送ろう、と彼らは訴える。

この日のセレモニーには、州知事をはじめ、政府の有力者たち、婦人団体や一般の賛同者なども多数集まり
盛大な催しとなった。
お昼の会食には、ストアーからの輸入品の類は全く無く、チュークの伝統的な食べ物がずらりと並べられた。
お水は椰子にとって代わり、お肉は豚の石焼、そして沢山の魚、ライスに代わりパンの実やタロイモ、
おやつにはタピオカやクッキングバナナ、数々のフルーツなど、盛り沢山だ。

若者たちも数多く参加したこの運動、果たしてどのような方向を辿るのか、ちょっと興味が湧いてくる。

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6月20日にお月様が最接近して3日後の大きな大きな満月・・・スーパームーン・・・
今夜の満月はことさら明るく美しい。

エネルギー充填!!

トラブル続きだった前半戦。
スーパームーンの光エネルギーで残り半年をがんばろう!!

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毎年行われている、Japan / Chuuk Friendship Exchange.
日本とミクロネシアの友好親善事業の一環で、今年も10人のチュークの子供たちが日本を訪れる。

デビルマスク(魔よけの面)をあしらったお揃いのTシャツを着て勢ぞろいした面々。
生徒10名と2名の引率者がそのメンバーだ。
リラックスした子供たちに比べ幾分緊張気味の引率者・・・。

グアムやハワイは身近に感じる彼らにとっても、日本は全く未知の世界だ。
2週間の日本滞在で、日本をどのように感じて帰って来るか・・・、とても楽しみだ。

何はともあれ、元気に楽しく過ごしてきてほしいと願っている。

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