2011年02月

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最初の写真は、枯れ落ちた椰子の中身。
よーく見ると、お猿さんの顔!
地理上の発見と言われたユーロッパの大航海時代、この椰子の実を見た当時のポルトガル人は、
お猿さん(ココ)の顔をした実(ナッツ)と云って、『ココナッツ』と呼んで椰子の実の事をヨーロッパ社会に紹介した。
椰子の実をココナッツ、と云うのはここからきている。

2番目の写真は、ヤシの木ゾウさん。
頭にはリボンも付けて、長い鼻も自慢げに海岸に寝そべっている。
実は、台風で根っこから倒れた椰子の木の姿。

3番目の写真は、なんとアボガド!
日本のピンポン玉みたいな小さなアボガドと違い、おおきな実にタップリの果肉。
こってりとした食感と深みのあるまろやかな味は、なーんにも付けなくてもとっても美味しい!!
1個食べるとお腹いっぱいになる。
今年は、例年より2カ月近くも早く出てきてくれた(@^^)/~~~
早く終わりませんように・・・・

4番目の写真は、浜辺にイタズラ?? ではなくて、海鳥の足跡。
まるで恐竜の足跡みたいですね。
鳥類も恐竜から進化したと言うのが、なるほど・・・とうなずけます。
こんなのが、化石になっているんですね(*^_^*)

5番目の写真は、椰子の実の中身。
落ちてくる前の(種になる前の)若い椰子の実は美味しいジュースがいっぱい詰まっている。
その椰子の実のジュースを飲んだ後、2つに割ると写真のようになる。
中には、うっすらと白い果肉が椰子殻の周りにくっついている。
これをスプーンですくって食べると、まるでイカのお刺身みたい・・・。
ほんのり甘くて、とろりとした舌触り。
椰子の実が枯れて落ちてくると、この白い部分が堅くなり、ココナツミルクや、ココナツオイルの原料となる。
最初の写真、お猿さんの顔は、その椰子の実を割ったもの。

最後の写真は、『下がり花』
陽が落ちて、30分もすると、ピンクがかった丸い蕾が少しづつ膨らんで、日没から1時間を過ぎる頃には、
写真のような見事な花を咲かせる。
夜咲く花のトップスター!!
その妖艶さにはほれぼれする。
何度見ても、いつまで見ていても飽きる事はない。
無性に時々見たくなるのは、、、どうしてだろう・・・・???

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今週、全く偶然に、同姓同名のお客様がチュークにいらっしゃった。
しかも、全く同じスケジュールで、同じホテルに泊まったからさあ、大変・・・。

名前は、『スズキ ケンゾウ』
外国とあって当然名前はアルファベット表記。
ホテルチェックインから、食事の支払い、果ては帰りの飛行機まで、ハプニングの連続・連続(笑)

すったもんだのホテルチェックインを済ませ、翌朝のチェックアウト。
今日からホテルを出て、4泊5日のオローラ島ツアーに出発。
ホテルフロントで食事代を払おうとした、若いスズキさん。
いきなり、2枚の伝票をつきつけられる。
食べた覚えの無いメニューと、自分とは違ったサイン、でも名前は、Kennzo Suzuki・・・。

私の方で、事情を説明してホテルフロントもやっと納得。
その後も、ホテルフロントの担当が変わる度に同じようなトラブルが続出!!

最初は怪訝そうな表情だったお客様も真相が判ってからは、むしろハプニングを楽しんでいる(@^^)/~~~

そして、極めつけは、出国時の空港チェックイン。
空港カウンターでチェックインをするが、肝心のボーディングパス(搭乗券)が出てこない。
同じスケジュールで、全くの同姓同名、さすがのコンピューターも認識せず、搭乗券を穿き出すパンチングマシーンからは
2人の搭乗券は出てこない。

事情を察した係の女性は、『このコンピューターはオバカさんね!』と笑いながら、手書きの搭乗券を作りはじめた。

かくして2人の『スズキ ケンゾウ』は飛行場でゴタイメーン! 

仲良く記念撮影とあいなった!

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南の島には、日本人にはあまりなじみの無い果物もある。

今日は、前回に引き続きそんな花と果実をご紹介しよう。

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南の島に普通に見られる果物・・・、椰子の実、マンゴー、バナナ、パパイヤ、等々。。。

これらの南国の果物は、日本の子供達にもおなじみのもので、誰でもが知っているものであろう。

とこらが、みんなに親しまれているこれらの果物がどのようにして実を付けるかは、案外知られていない。

今日は、そんな南国の果物の花と、その花からどのように実を付けているのかを、写真でご紹介してみよう。

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チューク諸島は火山島で、小さいながらも土地は肥えていて雨量や太陽にも恵まれ、変化に富んだ植物相を形成している。

とりわけ、南の島を艶やかに彩る花々は、正に南国の華と言えそうだ。
ハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアや南洋桜、などと言ったメジャーな花々が目立つ中で、特異な形をした花や小さな花など、名前も知らない花々も、道端やジャングルの中でそれぞれに存在感を誇示している。

今日は、そんな、名前も知られていない南国の花々をご紹介しよう。

先月、親友の倉田が30年ぶりにやって来て、花や植物にとても詳しい、山ガール達を連れてきた。
日本では見られない珍しい草花を見れるとあって、早くも第2陣が控えているそうだ。

これまでは、“名前も知らない花達”と云う事で済ませてきたが、
倉田の『末永、花の勉強をしておけよ!!』と云う1言で、
そんなロマンチックな気分に浸っているわけにはいかなくなってきた。

花や植物に詳しい方、是非、ご教授を!!

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チューク地方における今年の天候不順は、単に天候だけにとどまらず、植物の世界にも影響を与えているようだ。

南の島にも春を告げる植物や果物がある。

例年通りならば、、、

3月の声を聞くと、大きな樹木いっぱいに真っ白な綿の花を咲かせる“カポック”
4月になると、枝もたわわに大きな実を付け、それまで単調だった市場の果物に彩りを与えてくれる“アボガド”
やはり、3、4月、南の島の溢れ出るように、一気に山々に里々に出現する“マンゴーとパンの実”

これらの植物や果物が、早くも島を彩り、モエン島のローカル市場にも顔を出し始めている。
例年より、1ヶ月半から2カ月も早く、南の島に春の訪れを告げている。

例年に比べ穏やかな貿易風と海の気候が、植物たちに錯覚を起させたのかもしれない。

お陰で、予期せぬ、アボガドやマンゴーに舌鼓を打つ今日この頃である。

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日本でも異常気象が叫ばれている昨今。

南の島でも、今年になって例年とはチョット違った気象条件がみられる。

お正月明けのこの時期、特に2月、3月までは、例年だと連日海が荒れる季節である。
夏は穏やかだった貿易風が、この時期になると途端に強くなり、海が荒れてくる。

今から65年前のトラック環礁に浮かぶ日本の船舶の写真を見ても、白波が立つ艦隊錨地に、東側に船首を向けて停泊している艦船を確認する事が出来る。

ところが、今年になって、このような天候がガラッと変わって、最近では、夏場のような穏やかな海の表情を見せている。
チュークにいらっしゃるお客様にとっては、とっても喜ばしい事ではあるが、気候が変わると言う事は、現地に棲む者にとってはちょっと厄介なことである。

地球の小さな鼓動が、地球上にすむ者たちには大きな影響を与える。
これから先、地球はどのような変化をもたらすのだろうか・・・。

人間の一生と云う、短いスパンからすれば取るに足らない変化かもしれないが、
地球に棲む1人の生物としてちょっと興味がわいてくる。

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今から67年前の2月、終戦の1年半前・・・。

トラック諸島は、アメリカ軍の機動部隊による未曾有の大空襲を受けた。

トラック環礁の周りには、70隻にも及ぶアメリカの大艦隊が取り囲み、トラック環礁に出入りする船舶、環礁内に停泊していた船舶はことごとく沈められてしまった。その数は環礁内外でなんと100隻に近い。

さらに、7隻の航空母艦から発艦する飛行機は、2日間で延べ1200機に及び、爆撃機からの爆弾、戦闘機からの機銃掃射が、正に雨あられのごとくトラック環礁の島々を襲った。

そして並みいる軍艦からの艦砲射撃は動かぬ島々を標的として、軍事基地、民間人、現地人の別なく、島々を粉々に打ち砕いた。

この2日間のアメリカ軍の攻撃で『東洋のジブラルタル』と評されたトラック島の軍事基地は壊滅した。

この大空襲を受け、この時期には、日本からの慰霊のツアーをよくお迎えする。

今週もまた、トラック島周辺海域で亡くなられた方達のご遺族による慰霊祭が行われた。

トラック環礁を見下ろす丘の上で、かつての病院跡で、飛行場跡で、各島々の慰霊碑の前で、沈船・そして洋上での慰霊と、
10か所に及ぶ場所での慰霊祭が執り行われた。

家族と2度と会うことなく異国の土となってしまった父親・・・、無念にも祖国の土を踏むこと無く散っていった同胞。

緑の島に、青い海の底に、1万人に近い同胞が今も眠っている。

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