2007年06月

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どうも今夜は満月を拝めそうにない。
昨日までは比較的晴れ間も多いいい天気で、お客様と一緒に南十字星を見ながら過したここ数日の天気が嘘のように、朝からずっと激しい雨が降り続いている。

ところで今日、6月30日は私にとっては特別の日となっている。
今日でチュークに住んで丁度30年が過ぎた。
満月を拝む事は出来なかったが、チュークに足を踏み入れて、今夜で360回目の満月を迎えたことになる。ことのほか月に興味を抱いて、月の推移にエネルギーをもらって生きて来た私は、今夜の満月をとても楽しみにしていた。人生なかなか思い通りには行かないよ!、と、お月様が教えてくれたのかもしれない。私にとって、この30年はまだまだチューク人生の通過点でもある。

皆さん、これからもどうぞよろしくお願い致します。

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うちにはバスを含め、現在4台の車両がある。
ところがなんと、この中の3台が日本から帰ってきた途端に動かなくなってしまった。
全てバッテリーのトラブルだ。何とか動くのはピックアップトラックの1台のみ。
バスに至っては、お客様を乗せた観光の途中にいきなり路上で止まってしまった。
バッテリーをチェックしてみると、2個とも液が空っぽでバッテリーは焼けて悪臭を放っている。
お客様への対応や、路上に止まってしまったバスの処理でてんやわんやだった。
メーンストリートでの出来事で、止まってしまった我らがバスを挟んで、
上り下りとも長蛇の車の列となっている。ポリスが駆けつけて何とか路上から引きおろした。
この焼けたバッテリーは3ヶ月ほど前に購入したばかりで、まだ新品同様である。
日本では信じられないだろうが、ここチュークではこういう事は日常茶飯事だ。
買ったその日から使えないバッテリーさえあった事を私は知っている。
日本では、新品のバッテリーを装着すれば何年でも心配する事は無い。
しかし、こちらでは、どのストアーで売っているバッテリーでも、寿命は半年位のもので、
いつもいつもバッテリーには悩まされる事になる。
しかも、その商品にはれっきとした日本名がついている。
しかし、よくチェックしてみると、日本名を冠した中国製であったり、東南アジア製であったりする。
今日も仕事のの合間をぬって、全てのストアーのバッテリーをチェックし、もう1台用のバッテリーを買ってきた。どうか正常に動きますように・・・・と、祈る。

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今日は月末の金曜日。
毎月この日には、島中から元気な老人達が集まってくる。
港やストアー、島の市場など、いたるところで元気な老人達の姿を見かける。
それもそのはずで、この日は、年金の支給日なのである。
月に一度、家族や友人の羨望の目の中で、ポケットにドル札を膨らませて、ストアーでの買い物に余念がない。自然と笑みもこぼれようと言うものだ。
写真の老人は、2人共チュークでは珍しい80歳オーバーの、私も良く知っている超元気なスーパーおじいちゃんだ。今日もスーパーマーケットの店頭で得意の日本語を駆使して漫才に興じている。
お互いボケや突っ込みも心得たもので、そばで聞いていてもとても楽しい。
お店に来ている若者達が羨望の眼で、この2人の老人の日本語のやり取りに目と耳を傾けている。
満面の笑み、得意絶頂のひと時である。

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チューク環礁の北端に、日本名で北島と呼ばれる島がある。
周囲2キロ弱の小さな島だ。
チューク環礁の北のパスにあり、日本時代は重要な防衛拠点として守備隊もおかれていた。
先日、日本からの慰霊のお客様をご案内して、久し振りにこの島を訪れた。
島内は鬱蒼としたジャングルで、そのなかに所々に民家が見え隠れする。
島には電気も水道も無く、そこに住む島人達は全くの自給自足の生活をしている。
こんな小さな島で、前日から2人も死者が出たらしく、この日はあちこちで葬式の準備に追われていた。
それでも子供達は無邪気なもので、お弁当を食べている私達のボートを覗き込んでははしゃぎまわっている。島を離れるボートにいつまでも手を振っていた。

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今月の中旬、10日間ほど日本に行っておりました。
日本に居たのは一週間程でしたが、慌(あわただ)しさだけが印象に残った帰国でした。
甘党の私としましては、あれも食べたい! これも食べたい! と思っておりましたが、
終わってみれば何~んにも食べずに過ぎてしまいました。
チュークに向う最後の日、飛行機に乗り込む前の空港のコンビニで、日本滞在中に一番食べたかったシュークリームを1個食べれたのがとても嬉しかったです(*^。^*)
チュークINはお客様と一緒で、翌日からは連日海に出ています。
今日も一日ボートに揺られ、果てしなく続く海を見ている自分がとても幸せに感じました。
これからもどうぞ宜しくお願いします。<m(__)m>

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我が家には少しばかりの貝のコレクションがある。大きな物は人間の頭大のものから、小さな物は米粒くらいの物まで様々だ。私のチュークでの軌跡でもある。ここにご紹介した写真の貝達は、その中の小粒のコレクションの一部である。無人島の砂浜のサンゴのカケラや粒にも等しいこれらの貝にも、それなりのデザインと美しさを秘めていて心がなごむ。いつも無人島に上陸しては、このようなミニミニコレクションを捜しながら砂浜を散歩している。

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ここ2、3日は、ズット雨が続いている。せっかくの今夜の満月も、曇天の空で拝めそうに無い。
月のいい夜はいつも外に出て散歩をしたりするのだが、この何日かは全く月を見ていない。
上弦の月が過ぎて一夜毎に大きくなっていく月を眺めるのはとても楽しい。
その楽しみも、来月までお預けだ。そのかわりと言っては何だが、ココ数日は、連日、エビ・かにを晩餐に食べている。市場に新鮮なイセエビやマングローブ蟹が入ったからだ。満月にホテルのビーチで飲むビールは格別のものだが、新鮮なエビ、蟹で飲むビールの味もまたたまらなく美味しい!!!

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