熱帯地方を代表する果物の1つにパパイヤがある。ビタミンをたっぷり含んだとても美味しい果物だ。
熱帯アメリカの原産で、16世紀以降、スペインの探検家や宣教師達によって世界中の熱帯地方に広められたと言われている。ここチューク地方でも民家の周りをはじめ、至る所でパパイヤの木は見ることができる。チュークの人達は、熟れたパパイヤだけでなく、まだ青くて硬いパパイヤの実も好んで食べる。
しかも季節を問わず、いつでも実を付けるので、とても重宝な果物である。日本時代には、漬物の材料にも使われて、貴重な食材となっていた。
このパパイヤには、果物として食べるだけでなく、とてもユニークな使用方法がある。なんと、肉を柔らかくする作用があるのだ。パパイヤの中にはパパインと言われる特殊な酵素が大量に含まれている。
実はこのパパインは、たんぱく質を分解する働きを持っており、この液を肉などにつけておくと、
肉に含まれるたんぱく質を分解し、熱を加えても硬くならないと言う訳だ。
現在、チュークには肉屋さんがなく、ストアーで売っているお肉と言えば、はるか遠くアメリカから運んで来る、安くて硬い肉ばかりなのである。しかも全てが冷凍肉ときている。そんな安くて硬い肉も、このパパイヤにかかれば、たちどころに柔らかい高級肉に変身する。
フルーツにお漬物に、肉料理にと、我が家の台所でも大活躍のパパイヤである。
熱帯アメリカの原産で、16世紀以降、スペインの探検家や宣教師達によって世界中の熱帯地方に広められたと言われている。ここチューク地方でも民家の周りをはじめ、至る所でパパイヤの木は見ることができる。チュークの人達は、熟れたパパイヤだけでなく、まだ青くて硬いパパイヤの実も好んで食べる。
しかも季節を問わず、いつでも実を付けるので、とても重宝な果物である。日本時代には、漬物の材料にも使われて、貴重な食材となっていた。
このパパイヤには、果物として食べるだけでなく、とてもユニークな使用方法がある。なんと、肉を柔らかくする作用があるのだ。パパイヤの中にはパパインと言われる特殊な酵素が大量に含まれている。
実はこのパパインは、たんぱく質を分解する働きを持っており、この液を肉などにつけておくと、
肉に含まれるたんぱく質を分解し、熱を加えても硬くならないと言う訳だ。
現在、チュークには肉屋さんがなく、ストアーで売っているお肉と言えば、はるか遠くアメリカから運んで来る、安くて硬い肉ばかりなのである。しかも全てが冷凍肉ときている。そんな安くて硬い肉も、このパパイヤにかかれば、たちどころに柔らかい高級肉に変身する。
フルーツにお漬物に、肉料理にと、我が家の台所でも大活躍のパパイヤである。