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サイパンのとある友人からチューク人への求人依頼が舞い込んだ。

ミクロネシア最大のウォーターリゾート『サイパンワールドリゾート』のライフガード募集によるものだ。
スポーツマンで泳ぎの達者な者が対象だ。
泳ぐことならチューク人にとっては朝飯前。
彼らと来たら、朝から晩まで、雨が降ろうが海が荒れようが、連日海に入って魚取りに興じている。

早速、島内のあちこちに案内の張り紙をして、ラジオ局にも連日通って募集の放送をしてもらう。
結果15人の応募者が集まった。
急な公募だったせいか、思ったより応募者が少ない。

まずは1人づつの面接。
ライフガードなだけに、酒や麻薬には厳しい。
酒の量は? マリファナは?? と、厳しい質問が飛ぶ。
そしてお客様相手ならではの笑顔の対応、、、などなど。

1人1人の厳しくも楽しい面接が終わると、今度はスイミングテストだ。
ウォーターリゾートでは、たくさんのプールやビーチがメーンの仕事場となる。
泳ぐ力が試される。
ホテルの沖合に設置されたブイまで全力で泳ぐ。
その後は息つく暇もなく、立ち泳ぎのテスト。

果たして何人合格するか??
と言うより、何人かを落とさなければならない。
合格の喜びに沸く笑顔の裏で、一生懸命テストを受けていた不合格者に伝える言葉が今からつらい。