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ごく一部の外国人を除き、ほぼ100%がキリスト教徒であるチュークでは、1年の計はクリスマスにある。
クリスマスには公官庁からビジネスまで全ての機関がストップする。
戦地では停戦まで行われるのだから、当たり前と言えば当たり前の事だが、、、
我々日本人からすると異常な光景である。

大混雑する、銀行、ストア、港・・・。
出稼ぎの家族から送られた仕送りを下ろすために、我先に銀行に殺到する人々。
最後の買い物に、、、クリスマスのご馳走にと、ストアーで買いあさる人々。
ボートで駆けつけ、買い物をする離島の人達と港を埋め尽くすボートの群れ。

最後の最後にクリスマスの買い物をしようとする人たちの群れが、港とその周辺に溢れる。

クリスマスならではの南の島の年に1度の光景だ。

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チュークの1年はクリスマスに始まってクリスマスに終わる。
今日はその最後の日、クリスマスイブ。

朝からあいにくの天候にも関わらず、環礁内の島々からボートが集まり
島のダウンタウンは買い物客であふれた。
子供のオモチャや家財道具、大きなチキンの冷凍のケースなどが飛ぶように売れていく。
10件程ある市場の魚屋のクーラーボックスはどれも空ッポで、
お昼過ぎに魚を探しにきた私たちも肩透かしを食らう。

お店も早仕舞いするところが多く、買い物の袋を積み込んだボートは、我先にと島に向う。
ボートに乗り込む人たちの顔は誰もが底抜けに明るい。
今日は各々の家で今年一番の御馳走を食べ、家族揃ってクリスマスの教会に向かう。

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クリスマス直前の週末。
24日のクリスマスイブを控え、島の中が最も盛り上がる時だ。
街中では、商店主や各団体がそれぞれに趣向を凝らしたパレードが行われ、
車中からは、お菓子や飴玉が子供たちにばらまかれる。
車に群がる子供たち。
そんなパレード車の到来を、今や遅しと家の前で待っている子供たち。
楽しみの少ない南の島の子供たちにとっては、待ちに待った年の瀬の楽しみだ。

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12月も半ばになり、島のあちこちでクリスマスパーティーがにぎやかに行われている。
一族を挙げてのパーティーから、社員とその家族総出の大パーティー等など・・・。
そして、このようなクリスマスパーティーで必ず行われるイベントがある。
プレゼント交換だ。
1年間お世話になったお礼と、新年のご挨拶をこめて、心の籠ったプレゼントの交換が行われる。
大きなストアーには、プレゼントを当て込んだ商品が山と積まれている。
これからの10日間、新年のためのお買いものと、パーテーのプレゼントを求めて、どのストアーも
島の人たちで大賑わいとなる。

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今年もあますところあと1週間あまり。
ここ南の島でも年の瀬の買い物客でどこのストアーも連日大賑わいだ。
特にクリスマスは1年で一番にぎわう日でもある。
南の島の1年は、クリスマスに始まってクリスマスに終わる。
港は離島からのボートであふれ、海岸通りは車であふれている。
ストアーの中はどこも身動きが取れないほどだ。
南の島のクリスマスは、熱い太陽のもと、キリスト教徒たちの熱い想いが満ち溢れている。

そして、南の島は今、信者たちの熱い祈りで満たされる。

メリー・クリスマス!!

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よりによってこのクリスマスの日にアメリカのクルーズ客船を迎え、朝からてんてこ舞いの一日だった。
乗客のほとんどがお年寄りで、しかも、ボートに乗り移るのも大変、といった方達も少なくない。
見た目にはのんびりと船旅を楽しむと言った感じの方達である。ころがツアーが始まると、実際はその反対で、若い人顔負けで次々とツアーをこなしていく。ダイビング、スノーケリング、島巡りにと、驚くほど精力的に動き回り、雨も嵐もヘッチャラで、与えられた1日を分刻みのスケジュールでこなしていった。 戦争だって休戦になるというこの日・・・、こちらは今年最後の仕上げとばかりに、朝早くから夜中まで仕事に追われ・没頭し、挙句の果ては、これもまた今年最後の仕上げとばかりに、しばらくはご無沙汰だった持病の腹痛までを招いてしまい、クリスマスのご馳走にも、クリスマスのケーキにも美酒にもありつけず、なんとも空しい・慌(あわただ)しいクリスマスであった。

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島の住人のほとんどがキリスト教徒というここチューク地方では、クリスマスは1年中で最も大きな、そして重要な行事である。12月に入ると同時に島のあちこちにはクリスマスのイルミネーションが輝き、モエン島の港には離島からのボートがひしめき、ストアーは連日買い物客でごった返す。
クリスマスがだんだん近づいてくると、モエン島に来る人達だけでなく、遠く離れた離島に帰る人達で港はいつも人と荷物で溢れている。夜ともなれば島のあちこちでクリスマスパーティーが開れる。ご馳走を食べ、プレゼントを交換しあい、歌や踊りにと夜の更けるのも忘れて遊び興じている。
そして、今日25日のクリスマス。島のあらゆる機関、ビジネス・ストアーなどはすべて休業となり、信者達で溢れている教会を除けば、ダウンタウンは閑散としたものである。
このような南の島で繰り広げられるクリスマス狂想曲は、彼らの社会と生活に密着したとても大事な行事なのである。

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