タグ:その他美容と健康

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今日から3日間、日本の医療団体による現地人対象の健康診断が始まった。
広島からの医師や看護婦さんなどのボランティア団体で、毎年この時期、10名程の方達が現地人達の健康診断と健康管理にやってくる。日本人のお医者さんが診てくれるとあって、早くも今日は100人近い申し込みがあり、日本人スタッフはお昼休み返上で初日の検診をこなしていった。
こんなチャンスはめったに無く、私も妻のかほると共に現地人達の列に加わった。
時々、通訳のお手伝いもしながら久し振りに日本の健康診断を受け、ホッと一安心というところである。
身長・体重・体測、血圧から始まり、目の検査、尿検査、血液検査、心電図などで健康チェックをしてもらう。
体重計に上がる現地人女性はお相撲さんクラスがゴロゴロで、『195パウンド~』『265パウンド~』と
読み上げる体重の数値を聞いているとまるでプロレスの場内アナウンスばりだ。
いつもはノンビリ・ダラダラとした検査しか受けた事の無い彼らは、日本式のスムースな健康診断の流れに多少は戸惑いながらも嬉しそうにチェックを受けていた。

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南の島に自生している植物でイランイランと言う木がある。黄緑色の細い葉っぱのような花を咲かせる。
私と妻が歩いている10キロ程のコースの中で、このイランイランが密生しているところがある。
夕方、この木の下を通るといつも、ほんのり甘い香りが周辺に漂っているのを感じる。
それもそのはずで、熱帯地方では香水の原料となる有名な木なのだ。
この花びらは濃厚な甘い香りを振りまいて、ここチュークの島々では、香水の替わりとしてとても人気がある。港の市場で、あるいは空港で、いたるところでこの花で作った首飾りを売っているのを見かける。
チュークの人達のもっともポピュラーなおしゃれのアイテムだ。

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最近日本で健康食品や医学品として話題になっている『ノニ』。
日本では『ヤエヤマアオキ』と呼ばれている木で、その実が『ノニ』と呼ばれている。
万病の特効薬として、ジュースやお茶にと大変なブームになっているようだ。
太平洋地域の島々では、古くから民間治療薬として現地人の間で重宝されてきた物である。
ここチューク地方も例外ではなく、このノニの実は、万病の薬として今も根強く使用されている。
チュークの民家では、熟したノニの実を、ビニール袋やガラス瓶などに入れて軒下や木の枝などにぶら下げているのを良く見かける。こうして自然に抽出した果汁を薬として飲用している。
ところがその味と匂いは、とても飲めた物ではなくて、彼らも様々に工夫を凝らして飲んでいる。
『良薬は口に苦し』とは、正にこの『ノニ』を指して言う言葉だろう。

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