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この度のミクロネシア直行便では、一般客に交じって、トラック島にゆかりの深い方たちが訪れた。
トラックの社会に深く根ざし活躍している日系人たちの日本のファミリーの方々である。

トラック諸島は太平洋諸国の中でも最も多くの日系人比率の高い地域の1つである。
明治、大正、昭和初期と多くの日本人たちが夢を抱いてこの南の島を目指した。
そんな中で多くの力のある優秀な日系人ファミリーが形成された。
中でも、モリ、シライ、アイザワ、ナカヤマはその代表的なファミリーである。

初代ミクロネシア連邦大統領、トシオ・ナカヤマ。
現在のミクロネシア連邦大統領、マニエル・モリ。

この2人に代表されるように多くの日系人たちが今もトラックの社会を支えている。
今回のチャーターフライトでは、日本からのファミリーが一堂に会し、トラックの日系社会始まって以来の日系人交流歓迎会が随所で催された。

太平洋を隔てた親戚たちが、時間と距離の壁を超えて、老若男女がまるで今隣町から集まったように笑顔で談笑している。

個人的には森・元首相のような大きなパワーではないが、このような彼らの心の交流はこれからの日本・ミクロネシアの友好に大きなうねりとなって広がっていくに違いない。