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南の島で日常に見られるモノ・・・、でもそれは文明国や日本人にはとても珍しい光景だったりする。

今日はそんな“南の島の常識 ⇔ 日本の非常識”をお届けする。

その第一回。

①まずは、一般道で楽しむバレーボール!
夕方涼しくなってくると、道路の両側のヤシの木にネットやロープを張り、バレーボール大会が始まる。
車が来るとネットを高くあげ、その下を通る。
通行人や車両は、道路でバレーを楽しむ人達に『ゴメンナサイね!』と言って恐縮して通るのだ!!
チューク・モエン島の道路では方々でこのような光景に出くわす。

パトロール中のポリスマンももちろん『ニッコニコ』

②次は魚獲りに興ずる子供達。
海岸で鬼ごっこをして遊んでいるのではない。
れっきとした今夜の家族のおかずを獲っているのだ。

木に登ってはパンの実を落とし、ヤシの実を取る。
泳いではタコを捕まえ、貝を獲り、銛で魚を突く。
チュークの子供たちは、遊びの中で糧を得る事を覚えていくのだ。

こうして大人になった時には、自然界の中で生きて行く術をすでに会得している。

③井戸端で楽しそうに話をしている人達。
一昔前の日本の田舎の光景だ。
チュークの人達は、井戸の廻りで水浴びをし、洗濯をする。
日常のありふれた光景である。
島人達にとって井戸は貴重な水源であると同時に、村人たちの楽しい交流の場でもあるのだ。

ちなみにこの井戸は70年も前に掘られた日本時代のものである。
チュークにはこのような日本時代の井戸が今も沢山活躍している。

④塩を作る。
離島に行くとこのような光景を良く見かける。
天然塩だ。
私も無人島キャンプで作った事があるが、とても美味しい。
離島や無人島では、大量に塩を使う干物作りには、この自家製の塩が欠かせない。
きれいな海水を容器に入れて、火にかける。
遊んでいるうちに白い結晶が出来る。

皆さんも今度ためしてみては如何でしょうか。。。

⑤そして豚の丸焼!
大きなパーティーには欠かせない一番のご馳走だ。

串刺しにされた豚さんが、時間を掛けてゆっくりと調理される・・・、
これを見ているだけで南の島の人達はハッピーなんです(@^^)/~~~

“ 豚の丸焼が無いパーティーなんて・・・ ”
“ クリープを入れないコーヒー ”どころではありません!!

最後は、チュークの暮らしの原風景、、、野外キッチン。
お魚1匹からヤカン一杯のお湯、100人分の食料まで、チュークの料理は全て薪です。
その為にキッチンは必ず外、家の中では料理はしません。

今、震災で避難生活を送っていらっしゃる方達の中には、このような野外キッチンを余儀なくされている方達がいらっしゃるかも知れません。
チュークの人達は、ズーット大昔から電気も水道も道路もトイレも無い生活を送っています。
まるで、毎日がキャンプ!!
弥生・縄文の世界を彷彿とさせてくれますね。

だから彼らは何があっても別段困ることはないんです。
究極の生活形態かもしれません。