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胸に大きく、NIKUMI の文字。

日本語で“2組”の事である。
かつての日本時代、チュークの島々はそれぞれ1組~4組(大きな島は5組)まで村々を分けて呼んでいた。
島を挙げての運動会やイベント、自治体の催事などにはすべてこの区分けが用いられた。
当時、島を挙げての運動会はその最たる行事で、今も『ウンドウカイ』と共にその呼び名が残っている。島の中を4組~5組に分けて、組毎に得点を競うわけだ。

写真の少女はフェファン島(秋島)の女の子で、丁度、秋島の運動会が終わったばかり。
なかなかしゃれたデザインだったので、ちょっと写真をお願いした。

シャツの下の方の文字、ESEPOCHOK。
POCHOKは“強い”ってことで、ESEPOCHOKは“強くない”って事。
さしずめ、『私たちの組は弱小軍団です!』てなところである。
その実、NIKUMIはちょっとした強豪チームなのだ。

なかなかのユーモアではないか!!