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島の住人のほとんどがキリスト教徒というここチューク地方では、クリスマスは1年中で最も大きな、そして重要な行事である。12月に入ると同時に島のあちこちにはクリスマスのイルミネーションが輝き、モエン島の港には離島からのボートがひしめき、ストアーは連日買い物客でごった返す。
クリスマスがだんだん近づいてくると、モエン島に来る人達だけでなく、遠く離れた離島に帰る人達で港はいつも人と荷物で溢れている。夜ともなれば島のあちこちでクリスマスパーティーが開れる。ご馳走を食べ、プレゼントを交換しあい、歌や踊りにと夜の更けるのも忘れて遊び興じている。
そして、今日25日のクリスマス。島のあらゆる機関、ビジネス・ストアーなどはすべて休業となり、信者達で溢れている教会を除けば、ダウンタウンは閑散としたものである。
このような南の島で繰り広げられるクリスマス狂想曲は、彼らの社会と生活に密着したとても大事な行事なのである。