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南の島にはサメが多い。スノーケリングやダイビングでも必ずお目にかかれるし、無人島の浜辺で遊んでいても、小さなサメが背びれを立てて泳いでいるのをよく見かける。『サメ』と聞けばすぐに、映画などの人食いザメを思い浮かべ、怖さを連想するが、実際にはそうでもない。ダイバーにとっては、人気の魚の1つだし、釣り人にとってもそのパワーと迫力はとても人気のあるところでもある。かつて私もサメをエサで集めて、ダイバー相手にシャークショーをやっていた事もある。今日もフィッシングのお客様をご案内していて、そのド迫力に圧倒された。大物の魚がヒットした。水深は100メートル。渾身の力を振り絞り大物との力比べ、一進一退の末、やっと水面近くまで引き寄せたそのとき、4~5匹のサメがバシャバシャと大きな音を立てながら釣れた魚に襲い掛かる。あっと言う間に魚は跡形も無く消えて、魚のいなくなった針には大きなサメが掛って暴れている・・・・。
そんなフィッシングのとあるポイントをダイビングで潜った事がある。
いるはいるは、そこには50キロを越すイソマグロをはじめ、沢山のイソマグロやカスミアジなどが泳ぎ回っている。そして、そんな大物の魚と同じくらいの数のサメが、これまた魚の周りを悠然と泳ぎ回っていた・・・。