イメージ 1

イメージ 2

5月は卒業式のシーズンだ。日本と違い、ミクロネシアはアメリカの教育制度を採用しており、5月に卒業を迎える。我が家でも、先週の次男・友(ゆう)の高校卒業に引き続き、昨日は、三男・ヒロミの卒業式を迎えた。あいにく私は、どうしても外せない仕事が入っていた為、一生に一度の2人の卒業式に出てあげることが出来なかった。お客様を海に案内し、海の上で2人の卒業式に思いを馳せていたのである。
卒業式に出席した妻・カオルは、会う人毎に『スエナガはどうした?』『スエナガはどうして来ない?』と言われたという。外国の人達は家族の愛・行事をとても大切にする。ここチュークの人達もその点では他の国の人たちに決して引けを取らない。ヒロミのクラスメートの父親の中には、日本人の感覚だと仕事を休めない人達が何人もいるのを、私は知っている。しかし彼らは全員仕事を休んで子供の卒業式に出席していた。彼らの家族愛は筋金入りである。外地での2人のこれまでの苦労と頑張りを思うとちょっとかわいそうな気もするが、致し方ない。いつも考えさせられる事である。
そんな折も折、ザビエル高校から一通の朗報が舞い込んだ。ヒロミの最終合格通知だ。
卒業、そしてザビエル入学おめでとう!!