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ミクロネシア・チューク州のWENO島。面積20平方キロ・人口1万8千人の小さな島だ。

そんな孤島に念願の光ファイバー通信がいよいよ始まろうとしている。
それまでは、電話回線を使用した原始的な通信が長い間続き、2012年3月にADSLが導入された。
それでも電話回線の不備から通信スピードは遅く、通信不通になったりと、海外との交信やインターネット利用にとても不自由を感じていた。

3年ほど前から言われてきた光ファイバー通信の工事。
今年は、今年は・・・、と毎年期待を裏切られていた。

去年、光ファイバー海底電線敷設がやっと終わり、今年になって島内の配線工事が始まった。
海底電線敷設工事も島内配線工事も、日本の援助によるものだ。
日本がやってくれているというだけで確信も持て、なぜか安心する。
そしてその工事もいよいよ最終段階に突入、各家庭への配線工事が始まった。
一昨日の金曜日、電話局のラインマンが来て「スエナガ、屋内配線をするけど、家に居るか?」とのお達し!
「おー、待ってるから来てくれ!」と即答。

その日の午後、近くの電柱から我が家に光ファイバーの配線工事が始まった。
島内の該当家庭に配線が終わった時点で一斉にファイバー通信が始まると言う。
夢に見た日がもうすぐそこにやって来た。

先進国から見るといろいろ問題は多いが、事・インターネット事情だけはやっと先進国の仲間入りができそうだ。

令和元年は、ミクロネシア・チュークのインターネット元年となりそうだ。