2011年03月

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グアム在住の釣り好きの親子連れがやってきた。
かつて大物釣りに明け暮れていた親父さんも、今は息子を連れてのんびりと釣りを楽しんでいる。

日本国内はおろか、海外にも足をのばし親子で釣り三昧の日々!!

その親子がヒョットしたきっかけで、チュークにやってきた。

ビバ! ブラボー!! 

四日間で釣りも釣ったり、150匹以上!!
しかも、それと同数の魚を逃がしたり、サメに横取りされたり・・・・。
親父さん曰く『タバコを吸う暇もない!!』と連日笑いが止まらない。

グアムに住んでいて、これまでいろんなところに遠征に行っていたようで、今回のチュークは正に“灯台もと暗し”

早くも夏の予約をして、チュークはNO1だ! と意気揚々と引き上げて行った。

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6年前、雲に乗って、戦艦大和の浮かんでいたトラック島の海にやってきた少年・ユウキ君も、今は6年生。
中学の受験も終えて、1年半ぶりにチュークの海に戻ってきた。

今回は、これまでの一週間のツアーと違って、中3日のショートステイ。
初日は恒例の釣りを楽しみ、2日目はこれまで訪ねていなかった無人島巡りのシュノーケリング。
そして最終日はおなじみオローラ島のピクニックに、大好きな沈船めぐりと、3日間をフルに楽しんだ。

初日のフィッシング。
あいにくの悪天候で、得意のボトムフィッシングは中途から切りあげ、無人島に上陸。
無人島でのんびり遊んだあと、再びフィッシングに出発。

午後からのトローリングで、宿敵・ママとの宿命の対決が待っている。
ユウキ先攻で、早くも型の良いハタをゲット。
『これ、唐揚げにいいね~』とご満悦。

あとはママにロッドを渡し釣り観戦。
ところが、さすがは釣り師・ママゴン、あっという間に大きなバラフエダイを釣りあげてしまった。

今年も見事にママに負かされて、ついつい苦笑い。。。
でも、みんなで釣ったお魚を料理してその夜のディナーパーティーで、そんな悔しさもどこかに吹っ飛んでしまった。

大きなヤドカリが木の梢に群がる、ヤドカリアイランドで、、、ヤドカリ達とのツーショット。

ヤシの木3本だけの夢のような無人島で、、、雪だるまならぬ、サンゴだるま作り。

どこまでも続く白い砂浜とコバルトブルーの海、、、パラダイスアイランド。

小学生最後のチューク旅行。

南の島を思いっきり遊びつくしたユウキ少年は、小学時代の美しい思い出を胸に、中学校の門をくぐる。

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この度の巨大地震による、被災者の方達、お亡くなりになられた方達、すべての方達に、心からお悔みとお見舞い申し上げます。

地震発生の数時間後、太平洋諸地域も、津波の襲来を予想し、大変な混乱に見舞われました。

先のスマトラ沖地震、そして、三陸地方に空前の津波被害をもたらしたかつてのチリ津波地震。

過去の教訓から、ミクロネシア地方も即座に厳戒態勢がひかれました。

私達の住むここチュークでも、ホテルに滞在する全ての観光客は、港の後方高台にあるチューク病院に非難しました。

そして私は、この千載一遇のチャンスを見逃してなるものかと、ホテルの桟橋に駆けつけ、地球史に残るような巨大地震による津波観測を行いました。

周りは無謀ではないかとの意見もありましたが、私には私なりの安全確信がありました。
チュークは、周囲200キロに及ぶ環礁に囲まれています。
いわば、巨大な、強固な防波堤に囲まれているようなものです。
津波の波とその波のエネルギーは、アウトリーフの環礁で一端破壊され、環礁内に流れ込んできます。

震源地に近い場合ならともかくとして、日本から4500キロ離れたこのチュークでは、かなり津波のエネルギーも弱くなっています。しかも、過去の事例からも、かつての言い伝えや、観測データ―からも、おそらく2mを超える事はないだろうと予測していました。
もし、2、3mの津波が来ても、環礁内では、いわゆる、津波としての巨大波ではなく、海水面が静かに上下する、と踏んでいました。ただし、万一の場合に備えての準備は怠りなくやっていました。
観測ポイントのすぐ傍に、頑丈なコンクリート製のシャワー施設があり、その屋上に飛びあがれば、3mの津波(海面上昇)があっても問題ありません。念のためにライフジャケットも付けていましたし、しかもこの夜は新月明けの干潮にあたっていましたから、1mくらいの海面上では、大潮時の満潮と同じくらいにしかなりません。

チュークへの津波到着予定は、現地時間で午後8時34分。
その10分ほど前に、ホテルの桟橋に、自作の観測バーを取り付けました。
観測バーを桟橋に固定した時、すでに海面上昇は始まっていました。
津波による海面上昇であることは明らかでした。
その後の5分間で一気に20センチメートルの上昇が見られました。
ただし、津波を連想する『波』ではなく、予想した通りの静かな海面上昇でした。

その後、海面は急激に下がり始め、ホテルの照明に照らし出された海岸は、見る見るうちに後退を始めました。
まるで、津波の映画を見ているようでした。
15分間で-75センチメートル、ホテルのビーチは一気に広がり、沖合の珊瑚礁が次々と姿を現し始めました。

『大津波は、急激な引き潮の後にやって来る』と云うのは、津波の常識です。
その前に海面上昇があったのがちょっとひっかかりはあったものの、この現象は、大津波の前兆かもしれないと思い、
ホテルのフロントに居残っていたスタッフに注意を呼びかけました。

私は観測ポイントにとって返し、詳細に観測を続けました。
心配は徒労に終わりました。
海面上昇後の急激な引き潮は、津波が去って行く時の引き潮であることがその後の観測で判りました。

結局、今回の津波による海面上昇は40センチ、最大干満は、80センチメートル、という観測結果を得ることが出来ました。

東京の大使館に勤める長男(邦雄)にこの観測結果を報告し、ホテルにも、非公式ではありましたが、自分の見解で安全を伝えました。

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数多いチュークの魅力的なアクティビティーの1つに、イルカウオッチングがある。

先週いらしたお客様は、ダイバーの2人組。

『さあ、イルカに会えるかなァー』と早くも期待に胸を膨らませている。

チュークにしか居ないと思われる真イルカを求めて、連日のダイビング。
前回は外洋のドロップオフで、ほんの僅かだけ見かけたと言う事で、まずはチューク環礁の北北西に連なるドロップオフに潜る。

白イルカ、紫イルカ、黒イルカ、ツルツルイルカ、と次々に遭遇するが、目指す“真イルカ”がなかなか見つからない。

ドロップオフの壁を隈なく探し続け、ついに目指す真イルカを発見!!

それはそれは、体長数センチメートルで、ドロップオフの壁の隙間にへばりついている小さな小さなかわいいイルカちゃんだった。

???、体長・数センチのイルカ???

そう、実はこの2人は科学者で、通称“ イルカ ”と呼ばれる海綿(マリンスポンジ)の採集をしていたのだ。
この海綿イルカ、様々な種類があるが、目指す真イルカは非常に稀で、なかなか見つける事は困難なのだ。

3月とは思えない静かな海にも恵まれ、連日外洋のドロップオフを潜り続けた。
探すのも至難の業と言われる、海綿真イルカを見事3体も探し当て、意気揚々と凱旋ご帰国となった次第である。

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