ブルーラグーンダイビングショップ創立50周年記念
ミクロネシア連邦チューク州(トラック島)、ここに世界に冠たるダイビングショップがある。ブルーラグーンダイブショップだ。沈船ダイビングのメッカとして世界中からダイバーが集まってくる。1973年11月13日創立。昨日・11月13日、栄えある50周年を迎えた。1996年には世界のトップ-10に選ばれ、更に2004年にはなんと、世界のNO-1に選ばれた。創業者であり先代のキムオ・アイセク氏は太平洋戦争当時、日本海軍・港務部に勤め、多くの艦船がトラック環礁に沈められていくのを目の当たりにした。
戦後はアメリカ海軍に勤め、沈んだ船の調査や掃海測量に当たった。その経験を活かし、ダイビングショップを立ち上げ、アメリカを始めとして世界中に発信して行く。生前、キムオが良く話していた言葉がある。「私がこれまでやってこれたのは日本の兵隊さんのお陰だ。兵隊さんに教わったヤマトダマシイが私の人生を支えている」。そしてその想いは彼の子供達、孫たちへと受け継がれ、益々の繁栄を遂げている。
トラック島沈船遺骨集10月18日~28日
10月18日~28日の10日間、厚労省によってトラック島に沈む艦船からの遺骨収集が執り行われた。
大平洋戦争当時、日本の真珠湾とも称されたトラック島(ミクロネシア連邦チューク州)。その広大な環礁内には40隻にも及ぶ日本の艦船群を始め、数多くの飛行機が沈んでいる。そしてこれらの沈船には今も沢山の英霊が眠っている。
一方、これらの沈没船や飛行機は世界でも稀に見るダイビングスポットとなっており、世界中からやってくるダイバーたちの憧れの的ともなっている。近年のダイビング技術や機材の発達に伴い、その遺骨がダイバーたちの目に触れる機会が増えてきた。
そして現代の風潮とも伴いそれらの遺骨がSNSで世界中に発散され